メモ、カレンダー、ToDoリストが組み合わされたソフト。「スティッキーズ」と同様の感覚で、簡単に使える。「Make Notes」は、「付箋風テキストのメモ」「チェックボタン付きのToDoリスト」「月間カレンダー」など、多彩な機能を備えたメモソフト。
- ドラッグ&ドロップ操作による、別ノートへのテキスト移動
- 新規ノート作成時の現在日付・時刻の自動挿入
- ノートごとの「読み込み専用」設定
などが可能。入力したノートの内容は、自動的に保存される。ノートの色は、5色(イエロー、パープルなど)から指定できるほか、テキストのフォント、スタイル、サイズ(3段階)、カラーを好みで変更することもできる。以前「Gramotki」と呼ばれていたソフトのMac OS X版。ノートは、位置を個別に移動させたり、前面/背面を切り替えたりできる。余白部分を詰めてウィンドウサイズを最適化したり、旧Mac OSの「ウィンドウシェード」風に「タイトルバーだけの表示」にしたりすることも可能。タイトルバーだけの表示時には、ノートの先頭行と日付・時間がコンパクトに表示される。
作成済みノートを一覧表示させることも可能。「ノートリスト」には、「ノートの色」「ロックの有無」「タイトル(テキストの先頭行)」「作成日時」の4項目が表示される。リストからノートを開くことも可能だ。
ノートにスイッチャー(チェックボタン)を貼ることもできる。利用できるスイッチャーは、「□」「○」「→」「電話」「メール」など、計9種類。例えば、「各ノートにひとつずつ付けて“ノートを確認したかどうか”を区別する」「項目ごとにスイッチャーを付けたノートをToDoリスト代わりにする」といった使い方ができる。
コンパクトなカレンダーも備えている。ノートと統一されたデザインの月間カレンダーで、付箋を貼る感覚でカレンダーを扱える。週の初日を日曜/月曜で切り替えたり、曜日を表示するかどうかを設定したりすることが可能。複数カレンダーを同時に開くこともできる。文字サイズの変更も可能だ。
カレンダー上の任意の日付を、ドラッグ&ドロップでノートに貼り付けることもできる。表示方法は「20061020」のような「数値のみ」と、「年月日の文字・曜日付き」の2種類から選択できる。カレンダーを「タブ区切りテキスト」としてクリップボードにコピーする機能もある。
テキスト検索機能もある。検索範囲は「現在のノート」または「全ノート」から選択できる。タイトル(ヘッダ)のみを検索対象とすることも可能。そのほか、ノートの統計を取る機能もあり、「ノートの枚数」「全ノートのサイズ」を確認できる。