「Searder」は、あらかじめ登録しておいたテキストを、題名（タイトル）を対象に検索して、すばやく呼び出せるシンプルなデータベース。気になる情報などを登録しておけば、題名から目的の情報を呼び出せる。ヒットした題名をダブルクリックすることで、情報の内容が表示される。

使用する際は、あらかじめユーザがデータ登録を行う。シンプルなデザインのメイン画面から、ボタンクリックだけで登録画面、編集・削除画面を呼び出せる。登録作業は簡単。題名を決めて、内容となるテキスト情報を入力するだけでよい。

検索は題名を対象に行われる。テキスト情報の内容を示す具体的でわかりやすい題名が望ましい。登録するテキスト本文の内容には特に制限はない。覚え書きやメモ、ニュースなど、テキスト情報ならどのようなものでも登録できる。

検索は、メイン画面の検索ボックスにキーワードを入力して行う。キーワードが登録済みの題名と部分一致していればヒットする。例えば、入力キーワードが「PC」の場合は、「タブレットPC」「ノートPC」などの題名のものを検索できる。検索結果といして表示された題名をダブルクリックすると、別ウィンドウにテキスト情報が表示される。

検索・表示されたテキスト情報は、「編集」機能で内容を修正したり、コピー＆ペーストで他のアプリケーションで活用したりできる。

日々のニュースを登録したり、日記を書き綴ったり、覚え書きに使ったりと、アイデア次第で、さまざまな活用が可能なテキストデータベースツールだ。常日頃から、思いつくままに多様な情報を集めているユーザにピッタリのソフトだと思う。

検索漏れを防ぐコツは題名の付け方で、ヘルプに記載されているように「生活、パソコン、情報集」のように具体的なものにするように心がけるとよい。

その後もバージョンアップを重ね、自分にとって一番使いやすいように改良を重ねていって、今にいたります。「Searder」がたくさんの方々にとって、とても使いやすく利用しやすいデータベースソフトであるように、これからも開発を進めてゆきたいと思います。

開発中に苦労した点
検索エンジンのプログラムを開発するのにとても苦労しました。まだまだ検索速度や機能など不完全なところもありますが、一般的な検索エンジンとしての機能は果たせていると思います。

ユーザにお勧めする使い方
「Searder」は、「Searder」本体と「SearderDataInput」という登録用EXEファイルに別になっているので、この二つをタスクバーのクイック起動に追加しておくことによって、すぐに登録・「Searder」の起動ができるので、やってみてはどうでしょうか。

今後のバージョンアップ予定
（将来的には）アプリケーションランチャのようなテキスト以外にも画像やHTMLページ・アプリケーションなどを登録・表示できるようになる「Searder Ver.2.00」を開発予定中です。現在はバグなど見つかり次第、臨時更新していきます。