ソフトを開発しようと思った動機、背景
ディスクの空き容量が不足してくると、「ファイルが保存できない」「Windowsの動作が不安定になる」「ディスクのアクセスが遅くなる」など、ろくなことが起きません。仕方がないので、空き容量を増やすべく奮闘するわけですが、圧縮するにせよ、移動するにせよ、削除するにせよ、結局は「どこがどれだけ容量を使っているのか」を調査する必要があります。エクスプローラでも一つひとつのフォルダについてプロパティを見ていけばわかることなのですが、100GB超のディスクもめずらしくなくなった現在では、日が暮れるどころか、年を越してしまいそうなくらい時間がかかります。そこで、フォルダの容量を計測するソフトを探したところ、機能はともかくデザインの気に入ったものがなかったので、作ることにしました。
開発中に苦労した点
シェルネームスペース関連のAPIの使い方がわかるまで時間がかかりましたが、本当に苦労したのはツールバーのアイコンとヘルプを作ることかもしれません。
ユーザにお勧めする使い方
計測結果を定期的にエクスポートして比較すると、ディスクの減り方や傾向などを把握できます。共有ディスクを管理している方は、クオータ管理のような使い方もできます。
今後のバージョンアップ予定
現バージョンは(バグの修正以外)変更する予定はありませんが、機能を強化した次期バージョンを開発中です。ご期待ください。
おわりに
数ある容量計測ツールの中から「DriveAnalyzer」を選んでくださった方、特にフィードバックをしていただいてる方には、大変感謝しております。末永くご愛用いただくとともに、今後もよろしくお願いいたします。
(妹尾 英樹)