Vector： chibitank - 新着ソフトレビュー

ベクターパスポートとは？

パソコンソフトを探すなら「Vector」: ソフトライブラリ; PCショップ; QuickPoint; ベクターサイン; 起業支援

ショップで検索

その他のコンテンツ: ちょい読み!; コミック; SELECTION

新着ソフトレビュー

2003.12.10

Vectorトップ > ライブラリ > 新着ソフトレビュー > chibitank

このソフトをダウンロード・購入する

chibitank
オリジナルキャラで戦うこともできる、小さな“撃ち合いゲーム”

■Windows Me/98　　■フリーソフト


	最大4体までのキャラで、敵味方入り乱れて撃ち合える
	◎そのほかのスクリーンショットランクや能力のまったく異なるさまざまなキャラを選べるエディタを使って、オリジナルのキャラを作成することも可能

ソフト名通りのコンパクトな画面の“撃ち合いゲーム”。戦車やUFO、カニなど、さまざまなキャラが用意され、友人やコンピュータを相手に最大4体までで対戦できる。同梱のエディタを使ってオリジナルキャラを作成することも可能だ。

プレイヤーはゲーム開始前に、

プレイに参加する人数と組み合わせ
使用するキャラ
使用するステージ

を決める必要がある。「chibitank」では、プレイに参加できる人数は1人または2人。これにコンピュータを加えて、最大4体のキャラが2チームに分かれて対戦する。キャラの編成は、敵味方に最低1体ずついれば、あとは自由でよい。1対1、2対2、1対3など、好きな組み合わせで戦える。

次に、対戦に使用するキャラを設定する。使用できるキャラは、標準状態で「TANK（戦車）」「UFO」「CPU」「カニ」「炎」など十数種類。各キャラには強さでランクが設定されている。空を飛ぶものやすばしっこいもの、大技を得意とするもの、連射できるものなど、移動方法や速度、攻撃力といった点で能力が異なる。同梱されているエディタを使用してオリジナルのキャラを作成し、追加することも可能だ。

最後に、使用するステージを選択したらゲームの開始。ステージは「雪」「火山」「月面」など、10種類が用意されている。ステージによって、視界や重力、摩擦係数などが変化する。

操作・ルールともに非常に簡単。【←】/【→】キーで左右に移動、【X】キーでジャンプ（飛行タイプキャラの場合は上昇）しながら、【Z】キーで敵に向かって弾を撃つ。弾がヒットすると敵キャラのHPが減り、0にすれば勝ちとなる。【↑】/【↓】キーで砲塔を上下させて砲弾の発射角を調整したり、【Z】キーの溜めで大技を発動させたりすることも可能だ（操作キーはすべて1P用のもの）。

ソフトライブラリからのおすすめソフト

不要なアプリケーションを跡形なく消去できる、使いやすいアンインストール支援ソフト
「GeekUninstaller」

実際のフォルダ構造にかかわらずファイルをわかりやすく分類・管理し、すばやく参照できる
「dINDEX.2」

64bit OSに完全対応。ハンターモードの改善なども図られた“強力”アンインストーラの新バージョン
「Revo Uninstaller Free」

シンプルなデザイン、軽快な動作、カスタマイズ自由度の高さが特徴の高機能メディアプレイヤー
「RE PLAYER」

日付ごとの出来事や予定などを“1行文章”でサッと書き込めるカレンダー＋メモ帳ソフト
「出来事帳」

reviewer's EYE

画面が非常に小さく、メッセージの文字や使用するキャラも小さいため、最初のうちはちょっと戸惑うが、慣れると結構楽しくエキサイティングだ。1ゲームに要する時間が短く、短時間で何度も繰り返しプレイできる。ちょっとした手空きの時間などにプレイするにも最適だ。

1対1の戦いだけでなく2対2や1対多など、いろいろな組み合わせで戦えるのはおもしろい。ちっちゃなキャラが4体入り交じって撃ち合うのは、操作するのも楽しいし、見た目にも非常に楽しい。また、使用するキャラによって能力や強さに差があるのもうれしい。使用するキャラを変えることで難易度を調整することもできるし、敵キャラに弱いもの、自キャラに強いものを使用して3対1で戦ったりするといったようなこともできる。

ただ、繰り返しゲームを行うとき、ゲーム前の設定操作を毎回求められるのは、その部分の操作性とともにちょっと煩雑に感じられる。例えば「ITEM」の項目が未装備など、未完成な部分も残されているようなので、今後の改良と発展が楽しみだ。

（秋山俊）

ソフト作者からひとこと

ソフトを開発しようと思った動機、背景
最初は「放物線を描く弾をターン制で撃ち合うもの」が作りたかったのですが、作っていくうちに、ターン制ではない方がいい、プレイヤーは動いた方がいい、弾の種類はたくさんあった方がいい……などと、いろいろと付け加えていくうちに、この「chibitank」になりました。

開発中に苦労した点
時間がないために、エディタを作りながら、本体の機能を次々に追加していったので、エディタを本体の変更に合わせるという作業の回数が多く、とても面倒でした。あと、小さいゲームなので、1ピクセルのずれも許されないと勝手に思い込み、かなり細かい配置をしました。

ユーザにお勧めする使い方
このゲームには決まった遊び方がありません。強いキャラ1体に3体で立ち向かったり、友達と2対2の対戦をしたりと、自分なりの遊び方を探してみてください。また、付属のエディタでオリジナルキャラを作ることができます（ちょっと使いにくい）。自分でキャラを作ったら、ホームページ（http://hirokkk.hp.infoseek.co.jp/cbtchara.html）で募集していますので、ぜひ送ってください。集まったキャラは、ホームページ上でダウンロードできます。他の人が作ったキャラと対戦してみるのもおもしろいと思います。

今後のバージョンアップ予定
まず、エディタを使いやすくしたいと思います。さらに、まっすぐな地面をデコボコにしてステージに個性を持たせ、バリアなどのアイテムも作りたいと思っています。

（Hiroki Kokubun）