一風変わった問題文と、印象的なキャラクタを使った画面が特徴のタイピング練習ゲーム。「ガマ打」は独特な雰囲気を持つ、ローマ字入力対応のタイピング練習ゲーム。練習形式は、次々と画面に表示される問題文を入力していくというオーソドックスなものだが、出題される文章が一般的な同種ソフトとは異なり、非常に変わっている。ギャグ、駄洒落、名文句や慣用句のパロディが問題になっており、楽しみながらタイピング練習ができる。画面に登場するキャラやサウンドにもインパクトがあり、ソフト全体に強い個性がある。
用意された問題は「初級」「中級」「上級」「サバイバル」の4段階で、ユーザレベルに合わせて選択できる。難易度が高くなるほど、問題文が長くなる。問題文は日本語を中心に時折、アルファベット(作者名など)や数字の入力が混在する。
画面は、上部に漢字かな混じり(時にはアルファベット・数字を含む)の問題文、下部には問題文をひらがな表記したものが表示される。正しい入力がされるたびに下部に表示された文字が消えていき、次の問題文がスクロールしてくる。問題文ひとつずつに制限時間があり、制限時間内に正しく入力できないと、その時点でゲームオーバーとなる。サバイバルモード以外は全30問で終了、サバイバルモードではゲームオーバーになるまで無制限にゲームが続く。
スコアは、タイピングの正確さと速さによって決まり、高成績でクリアすると最後にボーナス得点をゲットできる。作者のホームページでは、インターネットスコアランキングが開催されており、全国の「ガマニスト」と腕を競い合える。
設定により、画面のフルスクリーン/ウィンドウ表示の切り替えが可能。1文字入力するごとに「ガ」「マ」という叫び声が再生されるほか、問題文をひとつクリアすると、別の叫び声が再生される。また、次第にテンポアップする、木魚を叩いたような効果音もあり、制限時間切れ間際の緊迫感がうまく表現されている。