わかりやすいインタフェースが特徴のファイル名変更ソフト。連番や前方・後方への文字列追加、大文字・小文字化など、指定したパターンで複数ファイルを一括リネームできる。「Namery」は、フォルダツリー+ファイルリストというエクスプローラ風の画面構成を持つリネームソフト。わかりやすいインタフェースで直感的に操作できる。ファイルリストでは、変換後ファイル名をプレビューすることが可能。現在のリネーム設定で変換を行った場合、リストで選択したファイルがどのように変換されるかをその場で確認できる。間違えて変換してしまった場合には、直前のファイル名にすぐに戻せる。
変換のパターンとして指定できるのは、任意の文字列の置換、Prefix(任意の文字列+現在のファイル名)、Suffix(現在のファイル名+任意の文字列)、アルファベットの大文字・小文字化、文字列の指定数削除(先頭から/末尾から/任意の桁位置から)など。連番では「任意の文字列+連番」「現在のファイル名+連番」「連番+任意の文字列」「連番+現在のファイル名」の4種類の変換処理が可能で、開始番号と桁数を指定できる。拡張子の変更/削除/追加なども行える。
選択フォルダのファイルを一覧表示するファイルリストでは、サブフォルダに含まれるファイルも表示することが可能。フィルタオプションを指定することで、JPG/GIF/PNG/BMPの拡張子を持つファイルだけを抽出できるほか、任意の文字列(ワイルドカード対応)を持つファイルだけを抽出することもできる。また、ファイル名や相対パス名、ファイルの種類などでファイルをソートすることも可能。変換後のファイル名でソートすることもできる。
エクスプローラの「ファイル名の変更」と同様に、任意の文字列を入力して直接変更することも可能。複数のファイルを選択し、連続して変更することも可能だ。
そのほか、リストの内容や変更記録のクリップボード転送、起動時に選択されるフォルダの指定、フォルダの右クリックから「Namery」が起動できる「フォルダの関連付け」などの機能も備えている。