「モノーパ」と名づけられた1:2:3の比率の直方体を縦横に転がして、ゴールエリアに到達させるアクションパズルゲーム。「パズル的なおもしろさ」と「アクションゲーム的なおもしろさ」とを兼ね備えたハマり度の高いゲームだ。「モノーパ」は、「アクションモノーパ」「詰めモノーパ」「ミニモノーパ」の3種類のゲームモードが用意されたアクションパズルゲーム。いずれも直方体「モノーパ」をゴールまで動かすことが目的となっているが、直方体という、動きの限定された物体をパタパタと転がして障害物だらけのルートを通り抜けさせるパズルゲーム的な要素と、行く手を阻む敵キャラの間をすり抜けながらアイテムを集め、制限時間内にゴールに到着させるアクションゲーム的な要素を、3種類のモードにうまく散りばめている点が特徴だ。
「アクションモノーパ」は、このゲームのメインとなるRPG的なおもしろさが強調されたゲームモード。古代マヤ文明をモチーフにしたファンタジー世界を舞台にモノーパを操り、さまざまな障害を乗り越えて、制限時間内でのゴール到達を目指す。行く手を阻む障害は、岩や木、壁、落とし穴などのほか、雷、強風などの自然現象、爆弾、さまざまなモンスターなどなど、盛りだくさん。ワープゾーンやボタンによる仕掛け、標識のトラップといったトリックもふんだんに用意されている。アイテムを集めることでハイスコアを目指す楽しみもある。
ステージは、「古の道」と名づけられた地上ワールドと、「秘跡内」という遺跡の地下ワールドとに大きく分けられており、それぞれ6ステージの通常面のほか、ボス面、隠し面から構成される。
「詰めモノーパ」は、純粋なパズルゲームとして楽しめるゲームモード。無駄な操作を一切することなく、指定された操作回数でモノーパをゴールにぴったりと重ねることができれば正解(ステージクリア)となる。問題は全部で30問。時間制限を気にすることなく、じっくりと考えることができる。
「ミニモノーパ」は、決められたテーマのミニステージが各5ステージずつ用意されたゲームモード。テーマは「穴」「風」「炎」「鏡」の4種類。「モノーパ」のおもしろさを凝縮したような、コンパクトだが楽しいゲームモードだ。