ソフトを開発しようと思った動機、背景
私たちはこのソフト以外にもソフトの開発をしているのですが、過去に一度、ハードディスクがクラッシュしてデータを失うということや、原因不明のバグでソフトが動かなくなり、過去のデータを参照する必要が生じたことがありました。どちらも復旧するのにかなりの時間を要し、単純な「バックアップ」ではなく、「世代バックアップ」の必要性を感じたことから開発をはじめました。開発中に苦労した点
高速化と安定化ですね。この相反する要求を満たすために何回も処理方法を見直しました。特に対象設定と履歴のファイルリストの表示は少し特殊な方法を使っているので実装するのに苦労しました。
ユーザにお勧めする使い方
Word、Excel、一太郎やBecky!等のメールソフトのデータファイル等をバックアップするのがお勧めです。世代別保存ができるので過去の文章を復元することもできます。その後「書き出し」機能を使えばバックアップしたファイルをリムーバブルメディアに書き出すことができるので、安全性がさらに向上します。また、もともとの開発目的であるC++やBASIC等のソースコードの世代別保存に最適です。
今後のバージョンアップ予定
GUIの改良がメインになります。ほかにはCD-Rを焼いているときなどに動作を抑止する機能を付ける予定です。現在、ホームページ上で付けてほしい機能の投票を行っていて、その結果から次に実装する機能を決めています。
(和歌山みかん、ウェイドソフトウェアオーガナイザー)