ソフトを開発しようと思った動機、背景
ブラウザのブックマークの数が増えてくると、見たいページがどこに登録されているのかわからなくなったり、ブラウザに依存したWebサイトを表示するときは、サイトごとに使用するブラウザを切り替えたい場合が多々ありました。いくつかのURL管理ソフトを試してみたのですが、Webページごとに使用するブラウザを設定できて、検索機能の充実したものがほしくなり、自作しました。開発中に苦労した点
Webのランチャとしてデスクトップに表示しておいても邪魔にならないコンパクトなウィンドウで、なおかつたくさんの情報を表示できるように、ステータスバーの二段重ねなど、Windowsの標準的なユーザインタフェースとは違った実装になってしまったので、もっとスマートにできないものか、いまも考えを巡らせています。また、登録済みのアイテムを整理するときのために、ツリービューでのURLとコメントの一覧表示に力を入れていたのですが、実際のところあまり使ってません(^^;)。これは後述のように、URLを整理することが少なくなったためです。
ユーザにお勧めする使い方
SiteSaverは階層的にURLを管理することができますが、1,000個を超えるURLを登録していると、フォルダを使った整理に限界を感じてきます。そこで、階層的な分類よりも、あとで自分が検索しやすいキーワードをコメント欄に設定したり、アイコンの色を変更しておいて、検索ダイアログの[検索結果一覧]からブラウザを起動すると便利です。また、私はキーボード派なので、できる限りショートカットキーだけで操作できるようにしています。ヘルプのショートカット一覧を参考にしていただけると幸いです。
今後のバージョンアップ予定
今後はURLの管理だけではなく、Web用ランチャ/ナビゲータとしての機能を充実させつつ、根本的な部分での一貫性と、多くのユーザさんに満足していただける多様性がうまくバランスするようにバージョンアップを行っていきたいと思います。
(KRN)