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■設定ダイアログ。このダイアログから指定項目のファイルを即座に削除することも可能
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ごみ箱内の不要なファイルや、知らないうちにたまってくるテンポラリファイルなどを自動的に削除して、Windowsをクリーンな状態に保ってくれるソフト。一度、必要項目を設定をしてスタートアップに登録しておけば、あとはまったく操作の必要なしに、Windowsを起動しているだけで不要なファイルを削除してくれるという手軽さが特徴だ。
ごみ箱自動削除ツールは、削除するファイルの種類、削除するスケジュールを設定することにより、不要ファイルを自動的に削除してくれるソフトで、スタートアップに登録してWindows起動時に実行することが前提として考えられている。ごみ箱自動削除ツールで削除できるファイルには次のものがある。
- ごみ箱内のファイル
- スタートメニューの「最近使ったファイル」に記録されたファイル
- Windowsの「テンポラリ」フォルダ内のファイル
- インターネット一時ファイル(Internet Explorerのキャッシュファイルなど)
- 指定フォルダ内の指定拡張子を持つファイル
ごみ箱の内容を削除する場合は中のファイルをすべて消去するが、その他の項目については対象となるファイルを細かく指定できるようになっている。例えば「最近使ったファイル」であれば、登録されているすべての項目を削除するか、指定した日数以上使っていない項目だけを削除するかを選べるようになっているし、インターネット一時ファイルでは「インターネットキャッシュフォルダの内容」「オフラインコンテンツ」「URL履歴」「cookie」ファイルの4種類から削除したいものを指定できる。cookieについては有効期限切れのもののみを削除することも可能だ。拡張子指定によるファイル削除では、ワイルドカードによる指定もできる。
削除スケジュールについては、以上の各項目についてそれぞれ「毎回削除する」「隔日に削除する」「指定した曜日に削除する」の中から選べる。毎回削除はWindowsを起動するときに毎回自動実行するもので、隔日は何日おきに実行するかを数字で指定する。なお、ごみ箱内ファイルの削除以外のスケジュールは「ごみ箱のスケジュールに合わせる」という設定も可能だ。
スタートアップでの実行が前提にはなっているが、設定ダイアログ上から各項目ごとにその場で削除したり、セットアップ時に作成されるデスクトップのショートカットアイコンからは、ファイルを削除したあと、Windowsの終了、再起動、ログオフを実行したりすることもできるようになっている。
そのほか、基本的な動作に関する設定として、削除を実行する前に確認のメッセージボックスを表示する、削除終了時に結果をダイアログで表示する、削除終了時にサウンドを鳴らすといった指定ができる。
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