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デジタルイメージを120%美しく!!
オンラインソフトでバッチリのデジタル写真加工術
for Macitnosh

Olive 1.02
画像に一風変わった効果をつける


Olive せっかく撮影したデジタル写真、どうせならもっと遊んでみたい。そんな方はOliveを使ってみては? イラスト調に変換するフィルタをはじめ、13種類のフィルタで写真を加工して遊べるソフトだ。

フィルタ一発!! イラスト調の画像に変換

Oliveの画面 ▲ 操作はFilterメニューから。これは、Illustraticフィルタを一度かけた画像

(1)画像ファイルを開き、(2)メニューバーからフィルタを選択、(3)パラメータを指定して実行、画像全体にエフェクトがかかる。これが、Oliveの基本的な操作だ。プレビュー機能がないので、実行したらどうなるかあらかじめ確認できないのが難点だが、その点を除けば非常におもしろいソフトだ。

一番の“ウリ”になっているのは、イラスト調にするフィルタ。イラスト調といっても、ペン画とか水彩画っぽくする、ということではない。減色してマット調にしたようなもの、と思ってほしい。これは元画像がどんな画像かにもよるが(人物などだと結構怖い結果になる)、風景画などではなかなか味のある画像になる。色の境界線の太さを指定するオプションもあるが、「none」にしておくのが筆者のお勧めだ。

Oliveの画面 ▲ 冬の海ならブルーグレイにしてみてもいいかも

前述したようにフィルタは13種類。ぼかし、シャープネス、白黒反転、モザイクなどを備えている。中でも「Gray Scale」は使いでがありそうだ。このフィルタ、名前を見る限りグレイスケール画像に変換するだけに思えるのだが、実はそうではない。デフォルトではグレイスケールになるのだが、ベースの色を選択することでセピア調のようなダブルトーン画像が作れるのだ。「セピア調に」というフィルタを持つソフトはほかにもたくさんあるが、Oliveなら青や緑を基調色にすることも簡単にできる。そのままでは何ということもない写真も、このフィルタをうまく使えばちょっとノスタルジックな写真として生まれ変わるかもしれない。

そのほかにもおもしろいフィルタが揃っている(「Pixel Transfer」もなかなか)。英語表記のメニューに気圧されずにぜひ一度試してみてほしい。なお、Macintosh版のほかにWindows 95対応のOlive95もある。

INFORMATION
Olive 1.02●シェアウェア(1,100円)/作者 : 1YEN Toru/作者のホームページ週刊ソフトニュースに関連記事あり/シェアレジでの送金も可能

※このソフトは「ダウンロード」のページからダウンロードできます。


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