This is "The Heart-warming Software"!!
なごみ系ソフトの宝庫「やも工房」探検
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聴いてもプレイしても楽しめる音楽系ソフト
手回しオルゴール Little Canary/ブルースギター/ロックギター
流れる音楽と絵を楽しむのがリラクセーション系ソフトなら、こちらはもっと積極的に音楽の楽しみを追求するソフトというところでしょうか。
手回しオルゴール Little Canaryは、やも工房製ソフトの中でも最も凝ったものでしょう。なんといってもインストーラが付いているのはこれだけです(あとは、自己展開形式かLZH形式の圧縮ファイルにEXEやWAVが入っているだけというのがほとんどなんですよね)。
もっとも、使い方は簡単で「ファイル」メニューから曲のデータを読み込んで、オルゴールの絵についている柄を回す、それだけです。すると、ホンモノのオルゴールみたいに、鳴らしたい音に穴のあいたシートがスクロールして曲が流れます。ただし、これだと演奏中マウスを動かし続けてやらないといけないし、テンポもまちまちになっちゃうので、自動演奏もできるようになっています。曲のデータは「美しき青きドナウ」「舞踏への勧誘」「別れの曲」の3曲分が付属。ぜんぶ登録しておいて連続自動演奏なんてことも可能です。
そのほかにも、曲のテンポや1ステップあたりの音符を変えたり、曲を転調させたりといったことができるのですが、なんといってもおもしろいのは音色を変更できること。標準のオルゴール以外に、オルゴール2、ピアノ、おもちゃのピアノ、ころ(家の犬)なんていうWAVファイルが用意されています。中でも「ころ」を選ぶと全音階が犬の鳴き声になっちゃって楽しめます。「ジングルベル」を全部犬の鳴き声で演奏するなんていうレコードがありましたが、ちょうどああいう感じですね。
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手回しオルゴール Little Canary●ハンドルを回すとふたの上の鳥の絵も動きます
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さて、数あるやも工房製ソフトの中で私が個人的に一番気に入っているのが、ブルースギター。これは、いいっす。なんたって、私みたいなヘボいギター弾きでも、バリバリにかっこいいブルースギターのセッションができるんですよ。
「Play」ボタンを押すと、スローなブルースナンバーが流れてきます。もっともこの曲、低音のリズムパートだけでメロディの部分がありません。そこで、あなたの出番です。ウィンドウ上にGuitar1と2それぞれ10個ずつ2段にボタンが並んでいるので適当にクリックしてみましょう。すると、勝手に適切なタイミングを選んでソロのフレーズを弾いてくれるんです。リードギター2本で同じフレーズを交互に弾くかけあいのような効果も簡単に作れるから、気分は一人ジャムセッション。ブルースギタリストになりきってみるのもいいでしょう。
ほかにもストラトキャスターのサウンドを堪能できるロックギターというソフトがありますが、これはどちらかというとギターの音色そのものを楽しむもの。ストラトの顔ともいえるシンクロナイズド・トレモロユニットがついていないのが残念かなぁ……。
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(左)ブルースギター●ボタンをクリックするだけでジャムセッションに参加できます
(右)ロックギター●エレキギターの音を楽しみましょう
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<INFORMATION>
手回しオルゴール Little Canary 3.1 : シェアウェア(1,200円)/シェアレジ
ブルースギター : シェアウェア(500円)/シェアレジ
ロックギター : シェアウェア(500円)/シェアレジ
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