名刺大のカードを手軽に作れるソフト。名刺やパーソナルカードなどのテンプレートが用意され、すぐに作りはじめることができる。「Card Designer」は、名刺やパーソナルカードを作成・印刷するためのソフト。常にプレビュー画面が表示され、全体のデザインを確認しながら制作を進められる。非常にわかりやすいインタフェースで、はじめてでも直感的に使うことが可能。名刺のほか、バーコード/QRコードも作れる。
カードを作る際は、まずサイズを決めて、表示された編集エリアにオブジェクトを配置する。配置できるオブジェクトは、テキストボックス、線/図形、バーコード/QRコードなど。テキストボックスは、縦書き/横書きのいずれにも対応する。BMP/JPEG形式の画像を貼り込むこともできる。
テンプレートを利用して、カードを作ることも可能。オーソドックスなビジネスカードから、子ども用の「肩たたき券」「海鮮図鑑イカキング」といったものまでが用意されており、すぐにカードを作りはじめられる。テンプレートを編集することも、もちろん可能だ。
メイン画面内には、「現在、どのようなアイテムがカードに配置されているか」を表示する「アイテムナビゲータ」が用意されている。テキストボックスやバーコード、QRコードの場合は、アイテムで使われている文字列やデータもあわせて表示される。必要がなければ、アイテムナビゲータを非表示にすることもできる。
テキストの書式や図形の変更は、アイテムナビゲータの該当項目やプレビュー画面のオブジェクトをダブルクリックすることで行える。テキストでは、フォントや文字飾り、縁取りの太さ/色などを指定できる。左右寄せや中央揃えの指定、文字の天地を逆にするといった指定も行える。図形と線の場合は線の太さ/色、塗りつぶす色などを指定することが可能だ。
名刺/カードのほかに、バーコード/QRコードを作ることも可能。名前や電話番号、メールアドレスといった情報をフォームに従って登録してゆけば、簡単にプロフィール用QRコードを作成できる。QRコードはDocomo/au/Vodafoneに対応する。
印刷用紙のサイズはA4/B4/A5のほか、ハガキ/往復ハガキ、写真の六切/L判/2L判などにも対応。印刷品質は、高/中/低品質と下書き印刷の4種類から選択できる。枠線やトンボを印刷したり、1枚の印刷用紙に対して何枚のカードを印刷するかの指定をしたりも可能だ。