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ソフト詳細説明

このソフトは内圧(外圧の計算はできません)が作用する容器の胴、鏡板、ノズルネックの穴の補強板及びその穴部の溶接継手の強度計算ソフトです。このソフトの主な特徴は次の通りです。
1) 次のJIS及び法規の技術基準に規定された応力計算方法及び材料の許容引張応力を取り入れています。
a) JIS B8265-2017「圧力容器の構造-一般事項」(30MPa未満)：追加された次の規定を取入れ。
9%ニッケル鋼の制限、皿形鏡板で引張強さ482N/mm2超の材料、大径ノズルネックの膜・曲げ応力計算
b) 労働安全衛生法 圧力容器構造規格関係(2016年8月2日までの変更を含む)
c) 高圧ガス保安法 特定設備の技術基準の解釈(2016年10月3日までの変更を含む。第一種特定設備に適用)
d) ガス事業法 ガス工作物技術基準の解釈例(2017年3月31日までの変更を含む)
e) 高圧ガスの配管に関する基準 KHK S 0801(2016)
2) 胴又は鏡板(平鏡板を含む)の強度計算を行うと、その容器に取付くノズルネックの穴の補強板の強度計算及び補強板部の溶接継手の強度計算へとデータが引き継がれ最後に作成される高圧法の強度計算書様式の計算書では入力は必要なく自動作成されます。
3) 単に強度計算書を作成するということではなく、容器の設計段階における設計者支援(例えば、選択された材料の最高圧力,最低温度,毒物,板厚等の使用制限の表示)を行います。
4) 特殊なノズルネックの穴の計算ができます：胴又は鏡板に傾斜した穴,隣接した穴を共通の強め材で補強
5) 入力計算画面は容器の形状と寸法を示す図が付いた専用画面となっており、画面数は次の通りです。
胴又は鏡板29、リガメント効率4、穴の補強16、穴の溶接強度16、膜・曲げ応力計算8
6) 高圧法の強度計算書様式の計算画面数:胴又は鏡板13、穴の補強14、穴の溶接強度14

利用条件・試用期間中の制限など

ご試用の場合は胴又は鏡板の呼び内径等が555mm又は2000mmでなければなりませんが、他の機能は全て制限無しに使用することができます。

動作環境