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純正律は名前の通りで扱いもそれなりに丁寧にしてあげなければなりません。
気を付けていても思わぬ音に出会う事もしばしばです。
大編成の曲などになるとなかなか最後まで純正な音が続きません。
でも諦める必要はありません。
ここに紹介するのは手軽でありながら交響曲でさえ純正に演奏する方法です。
純正律は長調と短調で調律が異なり,転調がほぼ不可能などその活用はかなり制約されます。
それならばと調性に合わせた設定を行っても,殆どの楽曲は内部に転調している旋律を多く含んでいますので,違和感のある和音にしばしば遭遇するなど,純正和音の体験が思ったほど簡単には行かない場合が多いです。
一方で中全律は名前の割には「長3度が純正」のおかげで純正律に極めて近い性質を持っています。
と言うよりは転調を含む場合は純正律以上に純正の度合いが高い性質を持っています。
おまけ格段に演奏可能な調性が多い(半数)ので多楽章構成の楽曲や転調の多い楽曲もカバーしやすい性質があります。
流石に一つの調律だけで全てがカバーできないので4つ(単純系,#系,♭系,混在系)用意しました。
これで下の一覧に示すように多くの楽曲が一つの調律で演奏でき,純正な響きを手軽に体験することが出来ます。
そして手軽な割に演奏可能な楽曲であれば純正律よりも純正な和音の響きが得られるのです。
同梱ファイル
Museに付属しているサンプルを純正化したファイルを収めました。
体験用として,使用例として活用して下さい。
SAMPLE2M.MUS ボロディン 交響詩 『 中央アジアの草原にて 』
SAMPLE3M.MUS ヴィヴァルディ 協奏曲集 『 四 季 』"和声と創意の試み"作品8
ソフト名: | <曲データ> お手軽な純正和音の体験 |
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動作OS: | Windows 10/8/7/Vista |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | muse_木下 |