tc32.lzh ( Filesize: 22,068 )
Windows95やWindows NTでは、従来Windows3.1では「MSDOS-プロンプト」と呼ばれていたMS-DOSプログラムの実行環境が拡張されました。従来、基本的にはMS-DOSプログラムのみが実行可能であったコンソールは、Win32-コンソールアプリと呼ばれるアプリケーションプログラムを動作させることができ、さらにはWindows専用のGUIプログラムを起動することもできます。
そのため、例えばMS-DOSを使い慣れている人にとっては、すべてのプログラムをコンソールから起動するという手法が親しみ深いこともあります。
ところが、TeX for Windows に付属の (B)WpvTeX はコンパイルの制御に DDEを使用せねばならず、コンソールからから簡単に起動させることはできません。
さらにはファイルをアプリケーションに関連づけておくことは便利です。しかし、拡張子がtexのファイルを(B)WpvTeXに関連づけたとしても、(B)WpvTeXは引き数として与えられたファイルを識別しませんから、期待通りの動作をしません。
また、秀丸エディタ、Wzエディタはマクロ機能としてDDEクライアントの機能を持っており、それらのエディタを「統合環境」として利用することができます。しかし、その他の多くのエディタ(Mifesなど)にはその機能はなく、従って簡単に統合環境を実現することはできません。
これらはいずれも、(B)WpvTeXに対して処理の開始を指示するためには、DDE以外の方法が準備されていないということが理由になっています。そこで、このプログラムTEXCON.EXEを経由することによって、簡単にその要望に応えることができるようになります。
ソフト名: | TEXCON for Win95/98/NT |
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動作OS: | Windows NT/98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 乙部 厳己 |