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ソフト詳細説明

★高精度化学平衡計算機とは★

−紹介−
　4元系までの様々な化学反応が0-800℃の温度範囲でどのように進行するかを簡便か
つ視覚的に計算する、化学の研究・教育用ソフト。
　Windows95又はWindowsNT3.51以上の動作する機種で動作します。
(NEC系,EPSON PC系,IBM PC/AT,DOS/V系でWindows95により動作確認済み)

−はじめに−
　化学を勉強している或いは化学に興味がある人ならある考えている化学反応が理論
的にどの程度進行しうるものなのか、といった疑問を持たれたことがあるに違いあり
ません。通常はこの場合考えている反応系及び生成系の自由エネルギー変化を化学便
覧などで調べてΔＧの差をとり、ある温度条件下でこの反応が進行するか否かと議論
するわけですが、たいていの場合、希望する反応体のΔＧが見つからず、こういった
計算を断念することになるのです。また、仮にΔＧが分かったとしても更にその条件
での平衡転化率を計算するには次のような式を解いて、
　Ｋｐ＝ｅｘｐ（−ΔＧ／ＲＴ）
平衡定数Ｋｐを求めた後、反応体の次数を考慮した複雑な方程式を解かなければなら
ず、平衡転化率を求めるといったことは、大学院の入試勉強には役に立つものの実用
上はそう簡単にはいきません。

−概要−
　本 "化学平衡計算機" は、最大４元系までの化学反応(A+B+C+D→W+X+Y+Z)における
理論上の反応進行度を精度良く計算する計算機です。物質のデータは330種類以上も
用意し、あらゆる反応に対応しています。
　計算はΔＧ（自由エネルギー変化）、Kp（平衡定数）、転化率に関して行い、それ
ぞれについてグラフ化してビジュアルに反応の特性を見ることができます。また、計
算結果の数値をプリンタに出力したり、他の表計算ソフトへコピーしたりでき、更に
きれいなグラフに変換することも可能です。
　ぜひ、化学に興味のある方或いは専門的に反応の物理化学的特性を知りたい方
はご利用下さい。また、化学教育の場においても役に立つことを期待しております。

利用条件・試用期間中の制限など

【ｿﾌﾄｳｪｱ種別】シェアウェア(\1500) SW番号:3411

動作環境