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ソフト詳細説明

金属面接触フランジ継手は、ボルト材料にSNB7等許容引張応力値の高い材料を使った場合には、耐圧性能が通常のフランジの2から3倍等に向上します。この特徴を生かせる箇所に使用すると装置の軽量化、コンパクト化等が行えます。
このソフトは、JIS B8265及びJIS B8266の附属書5に規定された「金属面接触フランジ」の内、クラス1に該当するフランジの組合せのみ強度計算を行うことができます。なお、ガスケットは、セルフシールガスケット(Oリングなど)のみ使用できます。このソフトでは、フランジ・ボルト・ガスケットの寸法、材料及び設計温度を入力すると、そのフランジ継手に許される最大の内圧力が求まると共に、必要な場合には、高圧ガス保安法特定設備検査規則に基づく強度計算様式に準拠した設計圧力での強度計算書の作成ができます。このソフトの主な特徴は次のとおりです。
1)次のJIS及び強制法規の技術基準に規定された材料の許容引張応力を取り入れています。
a)JIS B8265-2003「圧力容器の構造-一般事項」(30MPa未満)
b)JIS B8266-2003「圧力容器の構造-特定規格」(100MPa未満)
c)労働安全衛生法 圧力容器構造規格関係(2003年4月30日までの変更を含む)
d)高圧ガス保安法 特定設備の技術基準の解釈(2003年3月31日までの変更を含む。第一種特定設備に適用)
e)ガス事業法 ガス工作物技術基準の解釈例(2005年6月30日までの変更を含む)
2)フランジ継手のタイプ(16種類)ごとの専用画面で計算することができます。
3)フランジ継手に使用する材料の注意事項や使用制限を計算画面中に表示します。
4)ボルト軸部の最小径がねじの谷径でない場合も計算できます。
5)ダウンロードされるソフトはExcel及びTextファイルだけです。インストーラを使用していませんので、ファイルを削除するだけで完全に消去できます。

利用条件・試用期間中の制限など

ご試用の場合は、フランジ内径が1000mmでなければなりませんが、その他の機能は全て制限なしに使用することができます。

動作環境