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TRYCUT(トライカット・とらいかっと)は、日本語Windows3.1、Windows95またはWindosNT上で動作する、同時3軸工作機での加工を行うNCデータを検証するための、試し切削支援ツールです。NCデータのシミュレーションを主な目的としていますが、その他にも、切削のデモンストレーションやNCコードの教育、加工方案の検討などの用途にも、利用できるかもしれません。TRYCUTでは、コンピューターの中にNCマシンと被切削材形状を仮想し、読み込まれたNCデータをもとに切削作業を行います。
シミュレーションをすることを目的としているからには、切削音やスピンドルの回転音、工具交換の音も出すようにしています。(注意:音を出すためには、別に登録されているWAVデータが必要です。)
ただし、切削面の変化をリアルタイムで再描画しているため、CPUやビデオ・カードの性能によっては遅さが不自然に見えることもあります。
実用レベルで動かすためには最低486以上のマシンが必要でしょう。まあ今では、普通にパソコンを買えばPentiumマシンなので、問題はないかもしれませんが。欲を言えばPentiumーProクラスということになるでしょう。それと、メモリーは16Mバイト以上あったほうがよいです。特に大きなワークを削るためには、それなりのメモリーが必要です。(メモリーは、32Mバイト以上を推奨します。)とは言ってもWindows3.1、またはWindoswNT上であればどんなマシンでも一応は動くはずです。
TRYCUT開発のコンセプトは、画像と音を利用して、実際のNC工作機と切削状況をいかにソックリまねることができるか?というところにあり、色々と遊びの要素も含まれています。(最初のころは、自分の声で「ガー」と切削音を出してたりもしました。だれも気が付かなかったみたいですが。)
ソフト名: | TRYCUT |
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動作OS: | Windows 3.1 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 長谷川 裕之 中辻 正浩 |