MailKanjiFixer1.4.sit.bin ( Filesize: 104,476 )
MailKanjiFixerは受信したEメールの漢字が文字化けしている時に、その文字化けをMacintoshコンピュータで正しく読めるように修復するためのプログラムです。
機能としては
(1) 漢字コードをチェックしSJIS以外の漢字コードをSJISに変換する。
(2) 改行コードをチェックしMacintosh以外のプラットフォームで作成されたテキストの改行コード(CR/LF、LFのみ)をMacintosh用(CRのみ)に変換する。
(3) メールのヘッダーに使われるISO-2022-JP Base64エンコードされたデータでデコードされていないものを正しくデコードする
(4) メールにバイナリーデータを含める場合に使われるQuote Printableというエンコード方法によって変換された印字可能キャラクターがデコードされずに残ってしまっている場合に、そのデコードをおこない正しい漢字に変換する。
(5) ESCコードが落ちてしまったために正常に漢字として処理されない新JISもしくは旧JIS漢字コードを修復する。
(6) ESCコードが配送途中で別のコードにおきかわってしまったためにおこるJIS漢字コードの文字化けを修復する。
(7) 本来メールテキスト中に存在しないはずの不正なバイナリーデータを取り除く。
(8) SJIS以外の漢字コードでの半角カタカナが見つかった場合に、エラーダイアログを表示し、Xに置き換える。
(9) 間違ってISO-8859-1文字コードとしてデコードもしくはエンコードされて、崩れてしまったSJISまたはEUCコードを修復する。
(10) メールのヘッダーに使われるSHIFT_JIS Base64エンコードされたデータでデコードされていないものを正しくデコードする
というような処理をおこないます。
通常の漢字変換プログラムとの大きな違いは複数の漢字コード(SJISとJISというように)が混ざってしまっている場合でも対応できる点と、MIMEで規定されているメール用のコーディングデータをデコードして元に戻すことができる点、さらにこれらのデータが不完全な場合もあることを想定してできる限りの範囲で修復をおこなうようになっている点です。特に、バージョン1.3以降では、SJISとEUC漢字コードが混在している文章でも、かなり正確に対応できるようになり、文字化けメールに多い複数の文字コードの混在を念頭において設計されているという点では、他に類をみないプログラムであるといえます。
ソフト名: | MailKanjiFixer |
---|---|
動作OS: | MacOS |
機種: | Mac |
種類: | フリーソフト |
作者: | 伊東 秀喜 |