dcl114.lzh ( Filesize: 9,727 )
ディスクの未使用領域を、単純データでクリーニングし、誤って削除したファイルの復
活を容易にするユーティリティです。
普段何気なく使っているディスク、空きエリアに残った古いファイルの痕跡、気になり
ませんか? 私はかなりきれい好きな方で、フロッピーのファイルを消すときは、わざ
わざ物理フォーマットまでして、必要なファイルを転送し直す、という方法で不要ファ
イルを追い出しています。これならうっかりデリートコマンドでデリートしてしまって
も、簡単に復活できる(ファイルがかならず連続することと、ごみが残らないから)の
で助かります。しかしハードディスクとなると、そうは簡単にいきません。容量が大き
いため、ファイルを退避させるのが大変ですし、フォーマット(領域確保)にはとんで
もないほどの時間がかかります。また苦労してそれをしたとしても、案外すぐにごみが
できてしまう(テンポラリドライブになっていることが多いため)のもハードディスク
の特徴です。一方、ファイルの連続化・最適化のためのすばらしいツール(ノストラダ
ムス等)がありますから、普通はそんな面倒なことをしなくてもいいのが実情です。こ
うして使っているうちに、ハードディスクの空きエリアは、ごみだらけになってしまい
ます。そしてそんな状態で不連続なファイルができ(ハードディスクでは、意外に簡単
にできてしまいます)、うっかりデリートしてしまったとすると、それを復活させるの
はかなり至難の技になってしまうでしょう。
そこで、空きエリアを全て単純データでクリーニングしてしまうツールを作ってみまし
た。似たようなものとして、「ノートンユーティリティーズ・ワイプディスク」がある
のですが、あちらはディスクの機密保護を念頭においているので、あまりに機能があり
すぎ、また遅いのです。こちらはただ単純データで空きエリアを埋めるだけです。その
かわり、プログラムはコンパクトで、比較的高速です。
ソフト名: | DCL |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 森野 由美 |