futohs30.lzh ( Filesize: 109,498 )
旧型PC9801マシンのためのMS-DOSで走る教育ソフトです。TCATS+シリーズは、自動解法エンジンを搭載した計算ドリルで、与えられた方程式を人間が解くのとほぼ同じ方法で解くことができます。これにより、パソコンが生徒に問題を与えて、その答案を採点するだけでなく、生徒がパソコンに問題を与えて解かせるという芸当もできます。内容は中学2年で習う、「不等式の計算」です。
ソフトを起動すると最初に「1.不等式の計算」と「2.パソコンが答えます」の2つのメニューが表示されます。「1.不等式の計算」を選ぶと階層別に分類された多数の問題が表示されたウィンドウが現れるので、その中から問題を選びます。解答入力場面では、マウスで文字が描けます。「2.パソコンが答えます」を選ぶと、パソコンに解かせる不等式を入力するように要求されます。不等式を入力すると、画面に途中の変形を表示しながら、解いていきます。整数係数はもちろん、小数係数、分数係数、かっこなどを含むあらゆる型の不等式を解くことができます。不等式では、両辺に負の数を乗除するときに、不等号の向きが変わることを、最大のポイントとして、問題を構成しました。
1
特に生徒が苦手とする−X>−8のような問題も重点としています。
2
(X>−4と解答する生徒が多い)
また教科書には出てこない、解が無数にある場合や、解がない不等式も収録しています。
ソフト名: | TCATS+>不等式の計算 |
---|---|
動作OS: | MS-DOS |
機種: | PC-98 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 中下 誠 |