prolog49.lzh ( Filesize: 46,302 )
今回はある企業の購買担当が現在協力している外注先の会社の評価統計資料を更に多
角的に検討して購買決定するOR的選定をするものです。選定項目は5つに絞ってい
ます。まず一番目に品質保証 (QUALITY ASSURANCE),次に納期管理 (SUPPLY CONTROL)
,そして原価低減(COST DOWN)という3本の柱があります。これが従来の購買の基本的
選定項目です。担当はこの3項目についてSQCの評価を行い,購買のプライオリテ
ィを公平に決めていますが,国際競争の激烈化はこの3本柱だけの評価では不十分で
す。そこで,新しく企業の臨機応変(ACCORDING TO CIRCUMSTANCE)の企業柔軟性(FLEX
IBILITY)と耐久性 (STAYING POWER)の強化が協力関係を更に強固なものにする2つを
追加してみました。この2つの項目も単独ではなく互いに絡み合って強度の変化とな
ります。たまたまコンピュータ言語学者の実践派の横井与次郎先生が電子回路の実験
に使うトランジスターの選別に何個かのサンプルの中から条件を設定して行うPROLOG述語を
公開していました。これが啓示を与えてくれました。トランジスター以上か以下かはわかり
ませんが,協力会社を評価・選定するひとつの方法として,ベテックス・システムの
事例としたものです。プログラムのメイン・フレームは横井先生の述語構成のもので
す。インタープリーターをコンパイル用に変更した程度のものです。
ソフト名: | 仮想協力会社の評価・選定 |
---|---|
動作OS: | MS-DOS |
機種: | PC-98 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |