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生物学ジョーク篇に続く第2弾です。テーマがテーマだけにおふざけではいけないと考え、それなりに真剣に資料を収集して作ったつもりです。
環境問題の重要性は今や言うまでもないことですが、官製の環境教育なるものの中身を出版物等で調べてみると、政府にとって都合の悪いテーマ(日本企業の他国での環境破壊や放射能汚染問題など)はみごとにすり抜けているという印象を受けます。そういう大事な問題には頬っかむりしておいて、小手先のリサイクルとか、そういった所に(リサイクルの重要性は否定しませんが)問題をすりかえてしまっているのではないでしょうか。
ある「環境教育」講習会でのこと、「牛乳パック」再生運動の実践家であられるらしい某婦人会会長さんの実技指導が行われたのですが、パックからポリエチレンフィルムをはがすのにどういう方法を採るのかと思いきや、何と電気洗濯機内の水にパックを漬けて何時間もまわしっ放しにすると良くはがれる、とのこと。また、再生紙を平らに伸ばすのには電気アイロンを使うときいて、思わず、「一体どこが資源節約や!」と叫びそうになったのでした。
学校教育では、「酸性雨」がよく取り上げられていますが、その中身はもっぱら「pHの測定」技術が主で、肝心の「酸性雨の原因物質の削減」には踏み込めていない。いくら熱心に酸性雨研究に取り組んだ生徒でも、卒業するや否や何の躊躇もなく自動車教習所へ行くのでは実際問題として話にならないわけです。
かように日本人の環境保護意識というのは、「自分の生活の便利さ」はすべからく温存しておいて、「私は自然にやさしく生活しています。」というアリバイ工作の段階にとどまっている気がしないではありません。
その中でわれわれ生物教師の責任は重大と考えます。よもや、生物教師が4WDを所構わず乗り回したり、ゴルフを趣味としてはならない、と思ったらいるんだな、これが・・・ まあ、その中で私は地道に本当の環境保護を訴えていこうと思います。このごたく問題がそれに少しでも役立てば、と・・・
QENVIRON.5TQのジャンル構成】
1.自然保護活動 25問 2.公害と環境破壊 25問
3.森林 25問 4.湖沼と河川 25問
5.海洋 25問 6.大気 25問
7.動物保護 25問 8.植物保護 25問 計200問
ソフト名: | 5TQ教材>環境学ごたく問題集(まじめ篇) |
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動作OS: | 汎用 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 鈴木 譲 |