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ベクターソフトニュース - 1999.09.08 |
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TRR for Windows Ver.4.01
鉄道の経路、所要時間、運賃検索ソフト ■Windows 98/95/NT ■フリーソフト |
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収録されているデータが東京近郊に限られているものの、JR東日本、営団・都営地下鉄、私鉄各線など、広範な鉄道路線に対応。あまり電車に乗りなれていない人、はじめて向かう場所へどのような乗り継ぎで行くか、どれくらいの時間がかかるのかを調べたい人にとっては重宝するだろう。 使用方法は非常に簡単。出発駅と到着駅を直接入力するか、五十音リスト、路線名リストから駅名を選択し、ボタンをクリックするだけ。これで経路一覧と、それぞれの列車・徒歩情報、運賃情報などの検索結果が表示される。検索結果は到着順・運賃順にソートしたり、経路ごとにファイル出力することも可能だ。オプションとして出発時刻・曜日や乗り換え回数制限、所要時間（最短所要時間から×分以内のみ）、利用路線、利用列車などを設定できる。また、ある駅を起点にした運賃表、所要時間表も簡単に作成できる。 ただし、個人で作成しているソフトということもあり、必ずしも最新のデータが使われているわけではない。週末・休日用データも完全でなく、実際と異なる場合がある。この点には留意してほしい。 ●
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同種のソフトはパッケージソフトでも発売されているものあるが、東京近郊しか必要ないという人には、まさにうってつけのソフトといえる。なにしろこれだけ膨大なデータを揃えたソフトがフリーなのである。作者に対して素直に感謝するべきだろう。
といっても、データの方はさすがにすべてが最新とも限らないため、このソフトの検索結果をそのまま鵜呑みにするというわけにはいかない。だが、経路とおよその所要時間、そして運賃──これらを知るために使うのであれば、何の問題もなく使用できるはずだ。 使用の際のポイントとしては、都内、それも区内であるなら、条件の設定をきっちりしておくこと。なぜなら数多くの路線が存在し、使用可能な経路が多いためだ。検索の時間がかかるだけでなく、軽く三桁の結果が出てしまう。 作者への希望としては、乗り換え数と所要時間順でもソートができるようにしてほしいといったところか。これが可能になれば、ますます便利になるだろう。 （芹澤 亮）
《スクリーンショット》 起動後、最初に現れるダイアログ。ここで出発・到着駅を指定するだけでOK 《スクリーンショット》 駅選択画面。ダイアログへの直接入力のほか、ここから選択することも可能 《スクリーンショット》 条件設定画面。検索限度をうまく設定すれば、それだけ的確な結果が得られる 《スクリーンショット》 各線の運賃表も簡単に作成可能 【作 者】 根岸 正明 さん 【作者のホームページ】 http://plaza16.mbn.or.jp/~negi/ |
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上で紹介したソフト（およびその関連ソフト）のソフト詳細ページにジャンプします。ソフト詳細ページからリンクされたダウンロードページでソフトをダウンロードできます。ソフト詳細ページには、作者データページへのリンクもあります。
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