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Vector 週刊ソフトニュース 98.12.24/31 特別号

The Most Impressive Freesoft and Shareware 1998 1998年 最も印象に残ったフリーソフト&シェアウェア
天野 司 AMANO Tsukasa
の選んだベストソフト ……
GetPHOTO!
松茸 | E-MailClub
デジカメブームにこのソフト「GetPHOTO!」

'98年に登場したソフトのベスト1には、ウェブテクノロジの「GetPHOTO!」を挙げる。デジカメで撮影したメモリカード中の画像ファイルを管理するユーティリティだ。画像のコピーや削除といった管理のほか、画像ビューアとしても使うことができる。

'98年を振り返ってみると、デジタルカメラ、いわゆるデジカメの知名度アップと普及率アップは、目覚ましいものがあった。

「GetPHOTO!」はその流れを確実にとらえ、デジカメのメモリカード管理専用という新しい分野の画像管理ソフトを提案した。機能説明を見ただけでは「なぜ?」と不思議に思うような機能が多いのだが、実際に使ってみると、メモリカード管理という作業に意外なほどマッチしていることに気づかせられる。「使ってみて初めてわかるよさ」というやつだ。

もちろん各機能の完成度、操作性、ユーザインタフェースの自然さなど、基本となるべき部分はしっかりと押さえている。

完成度とユニークな発想「松茸」「E-MailClub」

このほか注目したいソフトには、管理工学研究所の「松茸」、アドミラルシステムの「E-MailClub」を挙げたい。

「松茸」は、いわずとしれた仮名漢字変換システム。DOSのころからファンも多いソフトのWindows版である。高い完成度と使い勝手、それに動作の軽快さを備えており、カスタマイズ機能も強力だ。日本語入力IMEは、フリーソフト・シェアウェアとしては非常に少ない。パッケージソフトとして販売してもおかしくないほどのソフトをシェアウェアとして公開したという希少価値、それにその完成度の高さにポイントを与えたい。

「E-mailClub」は、通常のメールアカウントだけでメーリングリスト(ML)が構築できる、ちょっと趣の変わったメールソフトだ。市販パッケージのサンプル版という扱いで、厳密な意味でのシェアウェアとはいえない。だが他に類を見ないユニークな発想で、個人では難しいと思われがちなML機能を実現したという点は評価に値すると思い、取り上げた。


※すべてWindows 95(98)で動作するソフトです。

【GetPHOTO! 1.00】
作者 : (株)ウェブテクノロジ/種別 : シェアウェア/作者のホームページ週刊ソフトニュース関連記事

【E-MailClub 1.0.0.5】
作者 : (株)アドミラルシステム/種別 : サンプル(製品は5,800円で販売されている)/作者のホームページ週刊ソフトニュース関連記事


GetPHOTO!の画面
■ メモリカードの扱いに、よく考えられた機能が光る GetPHOTO!

松茸の画面
松茸。変換効率・使い勝手はパッケージソフトのIMEに負けない

E-MailClubの画面
■ 自分でサーバを用意しなくても、MLが実現できる E-MailClub
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