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ソフトをカスタマイズできるリソースエディタ
eXeScope
Version 1.10
実行ファイルの解析、表示、リソースの書き換えなどを行えるリソースエディタ。EXE、DLLファイル(32bit PEフォーマット限定、16bitのものは不可)を開き、ヘッダ情報やインポートしているDLLなどの表示を行うほか、各種リソースの外部ファイルへの書き出しや書き換えができる。
書き換え可能なリソースは、カーソル、ビットマップ、ストリング、ダイアログ、メニューなど、ほとんどの項目をカバーする。さらにDelphiフォームは変更した結果のダイアログを表示し、すぐに確認できる仕組み。
リソースを書き換えるとはいっても、直接書き換えができるダイアログやストリングなどのリソースと、ビットマップやアイコン、カーソルなどのように外部プログラムで作成しておいたファイルを取り込むリソースがある。後者はあらかじめ作成しておくことはいうまでもない。オリジナルリソースを書き出しておいて編集し、また戻すことも可能だ。なお、16×16のアイコンについては編集ができない。
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ユーザインタフェースはエクスプローラ風でわかりやすいが、右ボタンメニューが一切ないのが残念。リソースエディタに期待される機能は網羅しており、VC++やDelphiなどの開発環境を持っていない人には重宝するかもしれない。
また、インポートしているDLLを調査できるので、手動でアンインストールする際にも役立つだろう。ただし、ここでインポートされているからといってすべて消していいわけではない。標準のDLLもあるし、共有されているものも多数ある。消していいものかどうかの区別がつけられる人はエキスパート。そうでない人は、市販のアンインストーラに任せた方が安心だ。
筆者は、ダイアログやストリングリソースの書き換えは、Windows 3.1のころに英語版アプリケーションをなんとか使うためによくやったが、Windows 95時代になってからはあまり記憶がない。それほど必要に迫られなかったということだろう。英語版アプリケーションはまだ何本かハードディスク内に残っているし、使ってもいるのだが、特に困らない。ただ、英語のメニューやダイアログを日本語化するというなら意味がある。アイコンやビットマップを外部ファイルと置き換えできるのは、外観カスタマイズにこだわるユーザには「使える機能」だろう。
気をつけてほしいのは、フリーソフト、シェアウェアとはいっても著作権があるということ。無断で書き換えたものを配布することは言語道断だし、市販アプリケーションならなおさらだ。リソースエディタは中身を見ることができるだけに、アプリケーションの使用契約によくある「解析、逆アセンブル、書き換え禁止」という条項に引っかかる可能性も高い。便利ではあるが、使うときは注意が必要だ。
(藤田 洋史)
作者のホームページはこちら。
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ソフト作者からひとこと
海外製ソフトで文字化けするのを何とかしたいというのが、最初のきっかけです。そのほかにも、固定サイズの小さすぎるウィンドウで自分の環境では、非常に使いにくいものがあり、何とか変えられないものかと思っていました。
作成には、内部フォーマットの理解にずいぶん苦労しました。もちろん、Microsoft公式ドキュメントを参照しているわけですが、舌足らずのドキュメントで、バイナリダンプとのにらめっこでした。
現在は、32bit PEフォーマットのみのサポートですが、次期版では、(順番逆になりますが)16bit NEフォーマットもサポート予定です。
(山本 利文)
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