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視覚と聴覚がサポートするタッチタイプ練習ソフト
Can Type
Version 1.08
キーボードを見ずに、ディスプレイ上で動く指の通りにタイプ練習。バリエーションのあるメニューで飽きさせず、かつ短期間でタッチタイプが可能に。
こんな人に最適
キーボードに初めて触る人から、ある程度タイプができる人まで。速度や練習パターンに細かな設定が行えるため、タッチタイプ練習したい人すべてにお勧めできる。
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タッチタイプは身体で覚え込む!!
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「ブラインドタッチ」と呼ばれることもある「タッチタイプ」の練習ソフト。「Can Type」の大きな特徴は、(1)ウィンドウ中にキーボードと左右の手を俯瞰した形で配し、押すべきキーに従って指も動くので、それを見ながら練習できる、(2)入力したキーを音声で読み上げる、の二つだ。タッチタイプを可能にするにはどのように練習すればよいのか? この問いに対する作者の回答がそのまま、このソフトの特徴となって現れている。
タッチタイプに習熟する秘訣は、キーボードを一切見ないこと。練習で打つべきキーを色で次々に表示していくソフトもあるが、それではどの指でキーを押したらよいのか、すぐにはわかりづらい。「Can Type」ではリアルな動きをする手をディスプレイに表示することによって、どのキーを押すときはどの指を運ぶべきを教え、手元を見ずに練習できるよう配慮されている。
キーを読み上げるのは、ディスプレイ上の字の「形」ではなく、入力すべき字と「音声」を結びつけた方がより有効であるという考えに基づいている。
実際の練習メニューでもミスタッチがなくなるまでキー入力を繰り返させるなど、タッチタイプを身体で覚え込ませようという意思が十分に感じられる。
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初心者から習熟者まで使える
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最初に「ローマ字」「かな」「Alphabet」の三つのメニューからどの練習をするか選択するが、そこから先の練習メニューや設定もバリエーション豊富なため、初心者でも飽きることなく、またある程度の習熟者でも楽しみながら練習できる。かな入力練習用に「右手ワンシフトポジション」(右手のホームポジション位置をワンキーずつ右にずらす)まで用意されている。
この夏休みに、タッチタイプの練習をしようと考えている人にはぜひ使ってみてほしいソフトだ。作者のホームページ(http://home.highway.ne.jp/tact/index.htm)も訪れる価値ありだ。
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「Can Type」の最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。
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※ この記事は '97年7月23日 に公開されたものです。
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