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高速で高機能な統合通信ソフト
EmTerm 95
Version 3.20
バージョンアップでBase64/uudecode、uuencode送信に対応し、より強力になった統合通信環境。
こんな人に最適
高速・高機能、しかも安定した通信ソフトを使いたい人に。初心者からヘビーユーザまで幅広い層にお勧めできる。
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パソコン通信用の高機能型ソフト
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WWWの流行によりやや影が薄くなった感のあるパソコン通信だが、対話型の双方向コミニュケーション手段としては、WWWに比べてもまだまだ利点が多い。EmTerm 95は、Windows用ソフトとして、最新の技術をふんだんに取り入れた「定番」といえる通信ソフトだ。Windows 95/NT 3.51以上で動作する。
Windows 95に「完全」対応というだけあり、Windows 95のAPIであるTAPI(テレフォニーAPI)/MAPI(メッセージングAPI)やActive X Documentをはじめとしたさまざまな新機能に対応している。そのため、モデムのセットアップやメールのセットアップなどは、Windows 95で設定されていれば、新規にセットアップする必要はない。
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Telnetにも対応
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Telnetに対応しているのも大きな特徴だ。最近のパソコン通信では、Telnetでログイン可能なホストも多いが、EmTerm 95ならばそのようなホストに対してモデムで直結するのとまったく同じ感覚でログインできる。Telnetによる接続ならば、モデムが一つしかなくても同時に複数のホストにログインできるし、WWWブラウザと同時に使用することもできる。最新パージョンの3.20では、ダイアルアップ接続の制御も加わったので、Telnet接続は一層便利になった。
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バイナリのデコードも可能
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通信ログ中のISH文字列から、元のファイルを復元する機能もある。最近ではISHはあまり見かけなくなったとはいうものの、やはりいざというときには安心できる機能だ。Ver.3.20からはバイナリのデコードとしてBase64/uudecodeに対応、ファイルをuuencodeしてメッセージ送信することも可能だ。
VT-100に代表されるターミナルエミュレーション機能(カラー対応)も充実しているので、パソコン通信ばかりではなく、UNIXの端末用途としても使用することができる。EmTermではかなり細かい部分の設定まで変更可能なので、高度な利用をする上級者にも満足のいくソフトといえるだろう。
(天野 司)
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ソフト作者からひとこと
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EmTerm 95 は、Windows 95にマッチしたデザインの汎用通信ソフトです。現在は、Telnetへの対応や、マクロ、内蔵テキストエディタ、LHA/ISHの自動解凍機能、MIME Base64、uudecode/uuencodeへの対応など、高機能の統合環境となっています。開発上で一番苦労したのは、OLEサーバとActive Documentに対応したことでしょう。これによって、例えばInternet Explorerの中からEmTermファイルの表示が可能になりました。今後も、最先端の技術を取り入れて高機能化に徹すると同時に、さらに使いやすいソフトにしていきたいと思います。
(江村 豊)
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EmTerm 95の最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。
※ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。ソフト名をクリックすると、そのソフトに関する詳細な解説を参照することができます。
(3,675円) EmTerm 4.00 高速・高機能で使いやすい、パソコン通信のための通信統合開発環境 (738K)
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※ この記事は '97年7月2日 に公開されたものです。
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