このすばらしい技術をパソコンでサクサク動作させることができれば、どんなに飛躍的に文章作成が楽になるだろうか……？

これが本ソフトを開発しようと思った動機、背景です。本ソフトは、Google社の音声認識エンジンを用いて、スマホでは難しかった連続音声の文字化と、録音音声の自動文字化を実現しました。

なお、本ソフトでの音声認識機能については、Google 利用規約（http://www.google.com/intl/ja/policies/terms/update/）をよくご確認の上、ご利用いただきますようお願いします。

開発中に苦労した点

（1）シンプルさ
音声認識というと、何だか難しくてハードルが高そうですね。そういうイメージがあると、使いはじめることに抵抗感が出てしまいます。そこで本ソフトでは、とにかくシンプルな操作で戸惑うことなく、誰にでもすぐに操作できるようにすることを目指しました。ヘルプを見なくても、すぐにご活用いただけます。

（2）保存形式
音声認識で得られた結果を校正し、最終的に文章として整理して提出するときに、Microsoft Word形式やPDF形式で保存しないといけないということが一般的です。こうしたときに、ほかのワープロソフトなどに認識結果を移すという作業が生じるのであれば、手間がかかり、大変不便です。本ソフトは、文章の保存形式にもこだわりました。認識した結果は、本ソフトでMicrosoft Word形式やPDF形式などで保存できますので、そのまま文章を提出することが可能です。

（3）ワープロ編集機能
最近のワープロソフトは年々進化して、機能が増え続けて便利になっていますが、いざ使いたい機能を操作しようとしても、複雑になり過ぎて、わかりにくくなっていますよね。きっとみなさんもそういう経験があると思います。通常、ワープロソフトで文章を作成し、完成文章に仕上げるときに使う機能は限られています。本ソフトは、そうした「よく使う機能」を使いやすく組み入れていますので、迷うことなくサクサク文章編集ができます。

（4）文章の校正
音声認識機能を使って自動的に文章が作成されても、どうしても認識間違いが生じてしまいます。間違い部分は校正しないといけません。そのときに効果を発揮するのが、自動句読点付与機能と数値表記変換機能です。

音声認識で得られた結果は、そのままでは句読点が入っていないので、読みづらい文章になっていますが、本ソフトの自動句読点付与機能を用いれば、句読点が自動で付与されます。句読点が自動で付与されると文章が非常に読みやすくなり、校正も楽になります。

また、数字を多く含む文章の場合に、3ケタ区切りの数字に校正する作業って、面倒ですよね。特に、1ケタの数字は全角、それ以外は半角、カンマは半角といった速記標準書式など、決められた書式に数値表記を手直しする作業って大変です。本ソフトでは、文章中に存在する数値表記部分を自動で判断して、決められた数値表記の書式（速記標準、全角標準、半角標準）に自動で変換してくれます。これで面倒な3ケタ区切りへの作業が大幅に軽減できます。

お勧めのご利用方法
体験版をご用意しておりますので、ぜひお試しください。

今後のバージョンアップ予定
今後もさらなる音声認識の精度の向上と、シンプルな使いやすさを追及していきます。もちろん、既存ユーザさまには、サービス対応を実施していく予定ですので、安心して本ソフトをご活用いただき、お役に立てれば幸いです。