わかりやすい大きなアイコンで、直感的に操作できる名簿管理ソフト。起動パスワードの更新が3ヵ月ごとに促されるなど、セキュリティにも配慮されている。「どうき」は、名前、住所、電話番号、メールアドレスなどのほか、現姓、近況/役職などの情報も管理できる名簿管理ソフト。ソフト名の通り、同期生の名簿管理に適するが、同期生だけでなく、同好会などの名簿管理にも利用できる。姓名や住所などで同期生を検索し、さまざまな書式で名簿を印刷することが可能。リレーショナルデータベース「4th Dimension」で作成されている。
メイン画面は、上部に大きなツールボタン、その下には名簿リストが配置されたデザイン。ツールボタンのアイコンは大きく、わかりやすいもので、はじめてでも直感的に操作できるのが大きな特徴。データの追加や取り込み、検索、ラベルプリントなどの機能は、ツールボタンから専用の別画面を呼び出して利用できるようになっている。
使いやすい検索機能も特徴のひとつ。起動後のメニュー画面から「同期生管理」を選択すると、まず「同期生検索」画面が表示される。姓・名、組のほか、現住所の都道府県、所属クラブ、連絡の可否などの条件で同期生を検索できる。複数の項目を組み合わせて検索することも、もちろん可能。例えば、
- 野球部に所属し、現在は東京都に在住する連絡可の人
だけのリストを簡単に作れる。「同期生検索」画面で「すべて表示」を選択すれば、登録済み同期生全員の名簿リストを参照することも可能。名簿リストからも「同期生検索」画面を呼び出して、検索を実行できる。名簿リストは、さまざまな書式でレポート/ラベル印刷することが可能。自由度の高いレポート/ラベル印刷を簡単な操作で行える。例えばラベル印刷の場合は、ラベルイメージに印刷したい項目をマウスでドラッグ&ドロップし、大まかな位置調整などを行うだけでよい。ラベル用紙のレイアウトは、使用する市販ラベルをリストから選択するだけで設定される(列数、行数などの直接入力も可能)。
セキュリティ面に配慮されている点も特徴。起動パスワードの有効期限は3ヵ月で、経過するとパスワードの更新が促される。さらに、データファイルがコピーされた場合への対策も施されている。コピーしたファイルを、他のパソコンにインストールされた「どうき」から開くには、再度ライセンスの入力が要求される。
「保守」ウィンドウでは、学校情報の登録・修正、郵便番号簿を使った住所入力ヘルプ機能の設定が可能。起動パスワードの更新は(3ヵ月ごとに限らず)随時行える。