スコアやパット数などのデータ管理を行い、さまざまな角度から分析することができるゴルフスコア管理ソフト。「GolfStation」は、ラウンドごとに日付やコース名、スコアなどの情報や日記を入力・管理できるゴルフスコア管理ソフト。フェアウェイキープ率やパーオン率などの自動計算、ハンディキャップ計算などの機能を備える。入力したデータはグラフおよび一覧表で確認することが可能で、さまざまな条件でのデータの推移を分析できる。
データは、1ラウンドを1レコードとして登録する方式。メイン画面ではラウンドごとにコース名やパー、スコアなどを一覧できる。各ラウンドの詳細データは「スコアシート」と呼ばれる画面で入力する。スコアシートでは各ホールのデータ(距離やパー)やスコア、パット数、ペナルティ数などを入力できるほか、「フェアウェイをキープしたか」「サンドセーブをしたか」といった項目をチェックボックスでマーキングできるようになっている。これらの入力データをもとに、トータルスコアやフェアウェイキープ率、パーオン率などを自動的に計算する。モード切り替えを行うことで、同伴者のデータも入力できるようになっている。
コース名や同伴者名などは、以前入力したものはドロップダウンリストから選択できる。スコアは、パーセーブやアンダーパーなどで自動的に色分け表示される。もちろん表示色をカスタマイズすることが可能。スコアは打数での入力のほか、パーに対する相対スコアでの入力にも対応する。
分析可能な項目は「総合成績」「スコア」「パット数」「OB数」などの推移や、ホールの距離別での分析、天候・季節による分析など、計17種類。さらに、同伴者との成績を比較する「対戦成績」、年間成績をテキストファイルに出力する「成績シート」、コース別や同伴者との対戦成績などをテキストに出力する「ラウンドシート」、スコア一覧や分析結果の印刷などの機能を備える。
ハンディキャップの計算方法は、日本ゴルフ協会(JGA)方式に加え、@niftyのゴルフフォーラム(FGOLF)方式の2種類から選択できるようになっている。結果はテキストファイルで保存できる。
そのほか、コース情報や同伴者データの編集機能などがある。データは、「Golf Score Book for WIN95」などからのインポート、CSV形式でのエクスポートが可能。