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Pocket Vector ソフトニュース - 2003.06.21 |
PalmShot 0.93
デスクトップのキャプチャや選択したテキストをすばやくPalmに取り込めるソフト ■PalmOS ■製品:試用可 (1,200円) |
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Windowsの画面上のデータを変換して、Palmで閲覧できるようにするソフト。テキストはメモ帳/Doc形式での出力、キャプチャは指定範囲を切り取ってFireViewer形式での出力が行える。
「PalmShot」は、デスクトップで開いたさまざまなデータを、テキストや画像で簡単にPalmに取り込んで閲覧できるソフト。Windows上で取り込み操作を行い、次々とデータをHotsync予定に追加していくことができる。 テキストの取り込みは、エディタやWebページなどで任意の文字列をドラッグで選択し、「F11」キーを押すだけでよい。出力方法はメモ帳(4KBごとに分割して転送)とDoc形式(指定フォルダへの出力や圧縮/非圧縮設定も可)が用意されている。4KB未満をメモ帳、4KB以上をDoc形式に自動変更する設定も可能だ。 画像データの転送は、デスクトップのキャプチャを、FireViewer形式に変換して追加するというもの。こちらも「PrintScreen」キーを押すと表示される「+」ポインタで範囲を指定するだけで自動追加される。FireViewer形式では、白黒2階調/4階調/16階調/カラー256色の指定や、圧縮/非圧縮での出力設定が可能だ。そのほか、指定フォルダへのPDBファイル出力や、BMP/JPEGでの出力も行える。 データはHotsyncで一度に取り込み、テキストはDocリーダやメモ帳、キャプチャはFireViewer対応ソフトなどで閲覧することが可能だ。地図やグラフなど、Palm用に変換が難しいデータも手軽に取り込んで参照できる。 |
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このソフトを使用しての第一の感想は「とにかく簡単で便利」ということに尽きる。Webサイトの記事や写真、地図データ、Excelのデータなど、どんなものでもテキストと画像のどちらかでサッと転送できる点がうれしい。
厳密にデータ変換をして活用したい場合は、それぞれの形式専門のデータ変換ソフトを利用するほうがよいが、たとえば朝に見たデータをすぐに取り込んで出先で確認したい、というときに非常に役立つだろう(スタートアップに登録されてタスクトレイに常駐するため、わざわざ起動させる必要もない)。 また、「グラフィック」設定でBMP/PEGでの出力設定にすれば、そのままWindowsキャプチャソフトとして使用できる。「保存後FireConverterを起動する」を指定して、もっと細かな設定で変換を行うことも可能だ。 (塩野貴之)
【作 者】 (有)ソフテック 【作者のホームページ】 http://www.softec-jp.com/main.html 【備 考】 試用期間は30日。画像ビューアはfirepad社で公開されている「FireViwer」や、「ev」(作:はやしのさん)を利用する |
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