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Pocket Vector ソフトニュース - 2002.12.14
ZauPad ZauPad β版(Ver.0.1a)
Zaurusをタブレット代わりに活用できる描画支援ソフト
Zaurus フリーソフト
Windowsのドローツールを、ケーブル接続したZaurus上でスタイラス操作するソフト。タブレットのような操作で簡易描画が可能だ。


メイン画面
■ Zaurusにスタイラスで直接描画。色の指定やスポイトなどの機能が用意されている

「ZauPad」はドローツールにスタイラスで直接で絵が描けるソフト。まずWindowsで「MSペイント」などのドローツールを起動し、次に「ZauPad.exe」を実行してプロパティの「環境設定」から対象ツールのウィンドウ名(MSペイントの場合は「無題 - ペイント」)を入力する。「通信設定」でCOMポートを指定し、Zaurusをケーブル接続してWin/Zau両者のアプリから接続を行う。接続が完了すればZaurusに描画フィールドが表示される。

このフィールドにスタイラスで描画するとWindows上のドローツールに絵が反映される。ドローツールのどの位置に描画フィールドを反映させるかは「環境設定」で指定が可能だ。画像の保存はドローツールからそのまま行うことができる。

また、1〜9の機能ボタンが用意され、これらにWindows側の「ショートカット設定」でドローツールの機能を割り当てることができる。デフォルトでMSペイントの「ペン」「ペイント」(塗りつぶし)「スポイト」の機能が1〜3に割り当てられているほか、未設定の場合はクリックなどのポインタ操作が行える。

特殊な使用法として、ドローツール以外を設定してZaurusのスタイラス操作でWindowsアプリケーションを操作することも可能だ。
◆その他のスクリーンショット
スクリーンショット スクリーンショット
■ PC側ではドローツールを起動しておく。描画が画面上にリアルタイムで反映される
■ Zaurus側の機能ボタン確認画面。PC側で設定したショートカットキーが使用できる
reviewer's EYE Zaurusをタブレット代わりに使うというユニークな発想のソフトだ。マウスでは描きにくい絵もこれを使えば楽に描くことができるだろう。このアプリはシリアルケーブルを使うが、最近のユーザはCFやSDでデータをやりとりするので持っている人は少ないかもしれない。LAN接続の方もサポートしてくれるとうれしい。

本ソフトはβ版のためか、Windows側の描画をZaurusに反映する「取り込み」などの機能を使用時にフリーズしてしまうことがあった。キーが認識されないときは、電池BOXのふたを利用してリセットするとよいだろう。
(ピンフ)

【作 者】 (株)マイクロキャビン
【作者のホームページ】 http://www.microcabin.co.jp/more/
【備 考】 接続ケーブルが必要。また、β版のため機能によってはフリーズすることもある
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