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Pocket Vector ソフトニュース - 2002.10.23 |
Alchemic Pinball 1.20
錬金術の真理を求めて、7つの工程をクリアしていくピンボールゲーム ■PalmOS ■製品:試用可 (1,980円) |
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錬金術をモチーフにしたストーリー性のあるピンボールゲーム。指定された7つの工程を順に達成していくことが目的で、ボスキャラとの戦闘も用意されている。
「Alchemic Pinball」は、フリッパーでボールをはじいて高得点を狙うピンボールに、独特の世界観を与えてストーリー性を演出したゲーム。プレイヤーは真理を求めて、錬金術の7つの工程をクリアし、「賢者の石」を手に入れることが目的だ。上下の2画面構成で、ボールやフリッパーの動きもリアルに再現されている。 ピンボールのルールは通常通りで、打ち出したボールを落とさないように左右のフリッパーではじき返し、目標にボールをヒットさせたり、通過させたりすることで得点をかせいでいく。ピンチの場合は左右のティルト(台揺らし)でボールを拾うこともできる。ボールを落として残りがなくなってしまうとゲームオーバーだ。 ゲームの目的となる工程は、レーンを通過させて壷を手に入れたり、創造したホムンクルス(人造人間)にボールを接触させたりといったものがあり、これらはすべて画面上に現れる「矢印」を目標にしてボールを操作することで達成できる。工程の終わりにはボスキャラが登場し、フリッパーを使用したボスキャラとの戦闘モードとなる。 そのほか、壷を4つ入手するとフリッパー下に現れてボール落下を防ぐ「センターポスト」、外側のレーンに落ちるボールを1回だけ打ち返す「サイドキッカー」、特定の目標にすべてヒットさせると一定時間得点倍率がアップする「フィールドマルチプライヤー」などのさまざまな要素があり、プレイヤーを飽きさせない。 オプション画面では、フリッパーの速さやボールの重さを7段階で調節できるほか、画面のスクロール/切り替えの指定、ハードキーの割り当てなどを設定できる。 |
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1930年ごろにアメリカで生まれ、日本でも1970年代にゲームセンターなどでよく見かけられるようになったピンボール。30代以上の人なら1度はプレイしたことがあるのではないだろうか。筆者も例に漏れず、子どもの頃にはよくゲームセンターや観光地の娯楽施設などでプレイしていた記憶がある。しかし、最近ではゲームセンターでもピンボール台を見かけることが少なくなり、寂しい気持ちになっている人もも多いだろう。
このソフトはボールの動きもリアルで、ピンボール台でプレイしている感覚を十分に味わえる作りになっている。ティルトも再現されていて(実際のようにティルトのしすぎによる罰則はないが)、落ちそうなボールでもうまく拾うことができる。 大きな特徴のゲーム目的についても、いろいろと工夫があっておもしろい。実際のピンボール台でもいろいろな仕掛けは用意されているのだが、説明がわかりにくくて仕掛けを無視してプレイしてしまうことも多い。しかし、このソフトでは矢印のガイドが表示されるため次にとるべき行動がわかり、ピンボール台にはないプレイのしやすさがある。 欲を言えばPAUSE中などで工程の日本語解説が見られるといいかもしれない。世界観と豊富な仕掛けを理解することで、よりゲームが楽しめるので、ReadMeを参考にじっくりとブレイすることをお勧めする。 (塩野貴之)
【作 者】 ARCHITUMP さん 【作者のホームページ】 http://www.architump.com/ 【備 考】 試用中は3分間のみのプレイとなる |
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