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Pocket Vector ソフトニュース - 2002.08.28 |
FIFO 2.0.0
過去に表示されたマークや音階をテンポよく解答していく記憶力ゲーム ■PalmOS ■フリーソフト |
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次々に表示される記号や絵を記憶し、時間を置いて順に解答するゲーム。瞬時の記憶力と不要な記憶を消す忘却力を駆使してプレイする。音を聞いて暗記し、音階で解答するゲームモードも用意されている。
「FIFO」はランダムに続けて表示される3つの記号や絵などを暗記し、タイミングをずらして順に解答するゲーム。例えばデフォルトの「○/×」モードで「Length」が3の設定の場合は、「×○×」などの3文字が次々と表れ、「3回目の文字列が表示されている間に、1回目に現れた文字列を入力」する。そして次は「4回目の文字列が表示されている間に2回目に現れた文字列を入力」し、それ以降も同様に続けていく。 解答はポタンのタップまたはジョグダイヤルで行い、時間内であれば上書き入力で訂正が可能。表示時間が終了した時点で、そのときに解答すべき文字列が入れられなかったり、間違いがあったりした場合はゲームオーバーになる。 ゲームモードには前述の「○/×」のほか、数字の「Digits」、5種類の記号の「Marks」、3種類の犬の顔の「Dogs」がある。また、流れる3音の音階を暗記し鍵盤で解答するゲームモードもあり、音階の楽譜表示をヒントに音を暗記していく「Sounds 1」、音のみで音階を暗記しなければならない「Sounds 2」の2つが用意されている。 そのほか、メニューからは5段階の表示速度(Speed)調節や、出題から解答までのターンの長さ(Length:2回〜5回で長いほど同時に暗記する数が増える)の指定を行い、難易度を変更することができる。プレイ後は過去のハイスコアも参照可能だ。 |
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「FIFO」はドキュメントにもあるとおり、“First-In, First-Out”(先入れ先出し)の意味で、さまざまな分野で使用されている言葉だ。このゲームは最初は旗あげゲームのような反射神経を競うものを想像していたのだが、「記憶と忘却」がテーマのゲームで意外だった。
○×や数字は口に出して(言語化して)覚えても可能だが、記号や絵など上級向けとなると目の記憶だけが頼りなので、右脳をフル回転しなければならない。また、音の要素が入る「Sounds」モード、特に「Sounds 2」ではヒントが音しかないので、絶対音感のようなものも必要になってくるだろう。 慣れないうちはとても難しいので、速度を落とし「Lengph」を2にして徐々に慣れていくことをオススメする。暗記をしてから入力をしなければならないので、思うように先に進めないが、なかなかに面白難しいので思わずハマってしまうだろう。 (塩野貴之)
【作 者】 飯塚 厚 さん 【作者のホームページ】 http://www001.upp.so-net.ne.jp/iizuka/index-j.html |
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