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Pocket Vector ソフトニュース - 2002.08.21 |
Easy Make-Doc 1.02
インデックス付きのMeDoc形式文書データを作成するテキストエディタ ■PalmOS ■シェアウェア (1,000円 : 個人/学術使用の場合はフリーソフト) |
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PC上でDoc/MeDoc形式文書を作成し、Palmにインストールできるテキストエディタ。アウトラインプロセッサのようにインデックスをつけての編集・出力が可能だ。
「Easy Make-Doc」は、PCの文書にインデックス(見出し)を付けてMeDoc形式に変換するソフト。Doc/MeDocは長文をPalmで読めるようにした文書データ形式で、特にMeDocはインデックスで章立てし、章ごとの閲覧が可能なのが特徴だ。インストールしたデータはHaut-MeDoc(作:穴澤 映夫さん)などの文書リーダで読むことができる。 インタフェースはアウトラインプロセッサ風で、インデックスパネルで見出しを設定することにより、複数のテキストをまとめていくことができる。インデックスの作成や削除、順番の移動などは、メニューやツールバーのボタンから行える。その他は通常のテキストエディタと同様で、文書内の単語検索/置換なども可能だ。 出力できる形式は、Doc形式(文中に見出し有/無)とMeDoc形式のPRC、テキストファイル(文中に見出し有/無)、「Easy Make-Doc」で編集中の形式のEMDがある。PRCファイルの場合は、ファイルメニューの「インストール」からそのままPalmデスクトップでインストール予約することができる。 設定では、文中のインデックス表示での先頭付属文字や本文テキストの字下げの指定、エディタ上のフォントや背景色選択、PRCファイル作成時のテキスト圧縮の有無、インストール時のユーザ指定、インデックス有りの場合の保存形式選択、EMDファイルの関連付けなどが行える。 |
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インデックスから読みたい部分へサッと飛べるMeDoc形式はとても便利だ。また、サンプルでヘルプファイルをEMD形式にしたものが同梱されているが、このようにヘルプファイルやFAQ集などの作成にも向いているだろう。
出力形式が豊富で、自動インストール設定も行えるので使い勝手がよい。また、操作も通常のテキストエディタと同様に簡単に行えるので、Palm用に限らず、階層構造を活かしてアウトラインプロセッサとして活用することも可能だろう。さらに便利になるよう、HTML文書の変換など、これからのバージョンアップに期待したい。 (塩野貴之)
【作 者】 StudioTAM さん 【作者のホームページ】 http://www.studiotam.com/creative/ 【備 考】 個人使用または学術目的の使用の場合はフリーソフト |
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