Pocket Vector ソフトニュース - NextTrain for PocketPC

ベクターパスポートとは？

パソコンソフトを探すなら「Vector」: ソフトライブラリ; PCショップ; QuickPoint; ベクターサイン; 起業支援

ショップで検索

Vector TOP PAGE

バックナンバー一覧

｜NextTrain for PocketPC

最近のレビュータイトル｜お気軽囲碁対局｜AiMa JKoyomi｜HOROSCOPE西洋占星術｜

｜ダウンロードランキング｜新着ソフト一覧｜

Pocket Vector ソフトニュース - 2002.08.10

	NextTrain for PocketPC　1.01 リアルタイムで列車ダイヤを確認できる時刻表データ表示ソフト ■WindowsCE　■フリーソフト

時刻表データを表示し、現在時刻から近い列車の候補を参照できるソフト。到着駅の時刻表示や、乗り換え時のダイヤ確認などの機能も備えている。

■ 現在時間から乗れる列車を一覧表示。リンクがあれば到着駅を指定してそこからの乗り継ぎダイヤも確認できる

「NextTrain」は、今現在の時刻から見て有効な列車ダイヤを表示させるための時刻表データ形式。対応ソフトはPCやPDAなどさまざまなプラットフォームで公開されており、本ソフトはそのPocketPC版だ。

NextTrain形式には列車ダイヤと列車種別などのデータを路線/発駅ごとにまとめた「時刻表ファイル」（.TBL）と、複数の時刻表ファイルと祝日設定を管理した「環境ファイル」（.CFG）があり、これらをテキストエディタなどであらかじめ作成して利用する。データの変換ツールや配布されているNextTrainデータもあるので、準備に手間はかからない。

起動後は環境ファイル（.CFG）を開き、調べたい時刻表ファイルを選択する。すると「先発」「次発」「次々発」と現在時刻から近い順にダイヤが表示され、発車までの残り時間や終着駅などを参照することができる。「←」「→」ボタンで前後の時間単位の時刻表示モードとなり、各時間帯の発車時刻を確認することも可能だ。平日/土日でダイヤが違う場合りのために曜日の指定も行える。

さらに、下のウィンドウに表示される到着駅と到着時刻リストから、別路線の時刻表ファイル（環境ファイルでリンクされたもの）へ飛んで乗り換え時のダイヤを表示することもできる。逆に環境ファイルがない場合でも、時刻表ファイル（.TBL）だけを単体で開くことも可能だ。

そのほか、アラーム機能があり、指定時刻にサウンドを鳴らしたリ、ライトを点滅させたりといったことが可能。また、Today画面に時刻表データの一部を表示させるツール「NextTrain for Today」も同梱されている。

◆その他のスクリーンショット

■ 知りたい時間帯の列車の確認など、時間単位でのダイヤの表示も可能だ	■ 平日/土日など、曜日でダイヤが異なる場合の指定も行える	■ 同梱のツールを使用すれば、Today画面に時刻表データを表示することもできる

	NextTrain形式はずいぶん前からH.TOYOさんを中心に始まったプロジェクトで、現在ではさまざまな表示ソフトが開発されている。会社や学校の帰りなど、特定の駅からの時刻表データを参照したいときにはとても便利なソフトだ。データをあらかじめ作成しておく必要があるが、H.TOYOさんのNextTrain on the Webのページでリンクされているさまざまなデータ作成ツールを利用すればそれほど苦ではないだろう。作成した形式にはもろちん互換性があるので、PCや他のPDAでも活用できる。今ではケータイなどでも時刻表を参照できるが、地下のホームや列車中では使用できないため、こういったソフトにもまだまだ大きな需要があるだろう。（ピンフ）【作　者】 H.TOYOさん、政光順二さん【作者のホームページ】 http://www.toyolab.com/office/（H.TOYOさん）、http://www4.airnet.ne.jp/masamitu/（政光順二さん）【備　考】 H.TOYOさんのNextTrain on the Webのページからのリンクには、さまざまなNextTrain形式データやその作成ツールが公開されている

■ NextTrain の原点

NextTrain の公開は今をさかのぼる８年前、1994年８月、本格的な携帯型PCとして一世を風靡した HP 100LX のユーザーとなってすぐのことでした。今の PDAに勝るとも劣らぬ PIM が装備されていた 100LX でしたが、リアルタイム時刻表の機能だけがありませんでした。そこで、ないものは作れということで、必要最低限の機能のみを実装して NIFTY のフォーラムに公開しました。
当時のフォーラムは非常に活発で、そこで多くのユーザーの方から色々なご意見をいただきながらバージョンアップを繰り返し、NextTrain は成長していきました。その後、Windows CE への移植の際に共同開発者として政光さんから名乗り出ていただいたことや、多数の PDA で共通のデータフォーマットとして採用されるようになったことなど、今の NextTrain があるのは、やはり HP 100/200LX 時代に NextTrain をサポートしてくれたユーザーの皆さんとのコミュニケーションがあったからだと思います。

（H.TOYO）

上で紹介したソフト（およびその関連ソフト）のダウンロードページにジャンプします。ダウンロードページから、FTPまたはHTTPでソフトをダウンロードできます。ダウンロードページには、作者データページへのリンクもあります。MyVectorサービスをご利用いただいている場合には、右側のリンクでソフトウォッチに追加することができます。

友だちに教える

現在公開ファイルがありません
現在公開ファイルがありません
現在公開ファイルがありません