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Pocket Vector ソフトニュース - 2002.06.15

	BtnPlus　0.20 ハードキーの二回押しや長押しからアプリを呼び出せるランチャ ■WindowsCE　■フリーソフト

5つのハードキーの一回押し・二回押し・長押しにそれぞれアプリを割り当てられるランチャソフト。アプリ以外にも、【Ctrl】+【C】などのショートカットキーの割り当ても可能だ。

■ 5つのボタンにそれぞれ3タイプの押し方が設定される。計15アイテムが割り当て可能だ

「BtnPlus」はアプリのボタン起動を拡張し、最大15個のアイテムを登録できるソフト。5つのハードキー（予定表/仕事/ホーム/連絡先/ボイスレコーダー）のそれぞれに、一回押し（シングル）、二回押し（ダブル）、長押し（ホールド）の3種類の方法でアプリを割り当てることができる。

起動後はToday画面のタスクバーに常駐し、登録画面を呼び出すことができる。登録画面では、割り当てるハードキーと3種類の押し方のチェックボックスをONにし、ドロップダウンメニューから起動させたいアプリを選択するだけでよい。登録しないハードキーはデフォルトの設定が有効になる。

キーにはインストールされているアプリケーションのほか、「スタートメニュー」「Today」「入力パネル」などの機能や、【Ctrl】+【C】や【Ctrl】+【Z】、【Enter】などのキー操作（計11種類）も割り当てることができる。

「詳細」タブではダブル間隔とホールド時間の設定が行える。ダブル間隔はボタンを押す間隔を100msから500msの間で指定でき、長押しのホールド時間は300msから1000ms（1秒）の間で指定することが可能だ。

◆その他のスクリーンショット

■ インストールされているソフトからショートカットキー操作まで、あらゆる機能を指定できる	■ 正面のボタンだけでなく、ボイスレコーダーボタンにもアプリを割り当てられる	■ 設定画面。ボタンの二回押しのタイミングと長押しの時間が調節できる

	最近のPDAにはアプリケーション起動ボタンがサポートされているが、この便利なボタンも数に限りがあるので、こういった小技のソフトが利用できるととても便利だ。ショートカットキーが割り当てられるのも、標準の「ボタン」ではできないのでとても役に立っている。ボイスレコーダーボタンなどの設定で上手くいかないことがあったが、デフォルトの「ボタン」設定の方で一度別のアプリに割り当てて、「BtnPlus」で再設定するとうまくいくことがあるようだ。（ピンフ）【作　者】はねだ　さん【作者のホームページ】 http://www.momidi.org/

■ ソフトを開発しようと思った動機、背景

私は普段、PIMブラウザとしてPocketPCを使用しているのですが、PIM用にボタンの割り当てを行ってしまうと、他のアプリに割り当てるボタンの余裕がなくなってしまいます。それを何とかしたいと思い開発を始めました。

■ 開発中に苦労した点

苦労した点というか、機種によってはボタンのホールド動作がどうしても行えない仕様になっているものがあります。メーカーさんにはここら辺の仕様も出来るだけ揃えていただきたいです。

■ ユーザにお勧めする使い方

Todayを表示するボタンのダブルに、スタートメニューの表示を割り当てるとサクサクっとメニューが出せて便利だと思います。

（はねだ）

上で紹介したソフト（およびその関連ソフト）のダウンロードページにジャンプします。ダウンロードページから、FTPまたはHTTPでソフトをダウンロードできます。ダウンロードページには、作者データページへのリンクもあります。MyVectorサービスをご利用いただいている場合には、右側のリンクでソフトウォッチに追加することができます。

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BtnPlus 0.20　PocketPCのボタンを二回押し、長押しに対応させる　(80K)