Pocket Vector ソフトニュース - Train Schedule Viewer

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Pocket Vector ソフトニュース - 2002.04.27

	Train Schedule Viewer　1.73 現在時刻から列車ダイヤを参照できる時刻表データ表示ソフト ■Zaurus　■フリーソフト

NextTrain形式の時刻表データを表示するソフト。現在時刻から近い順に列車をリスト表示し、発車までの残り時間、到着駅時刻なども参照できる。

■ NextTrain形式のデータを一覧表示。現在時刻からのデータが反映されるので使用しやすい（横表示）

「Train Schedule Viewer」は、NextTrain形式のデータを効果的に見られるようにしたソフト。「NextTrain」は主にPCやPDAで活用されている時刻表データ形式で、データは配布先から入手するほか、ツールでの変換やテキストエディタで作成することもできる。

起動後はすぐに「時刻表データ表示画面」となり、「駅、路線選択」メニューで選択した路線データが表示される。特定の発駅からの列車ダイヤと列車ごとの到着駅情報が見られるので、「今からどの電車に乗るとどこへいつ到着するか」を簡単に参照することが可能だ。「あと○分」という発車までの残り時間や、「○時台には○本の電車がある」ということも確認できる。

通常は「現在時刻モード」で現在時刻を元にリストアップされるが、「＜」「＞」ボタンで時刻を前後に1時間ずつずらして表示することもできる。

列車ダイヤと列車種別（普通列車/快速列車など）のデータは、路線や発駅ごとに「時刻表データファイル」（.TBL）としてまとめられ、複数の「時刻表データファイル」と祝日設定が「環境ファイル」（.CFG）として登録されている。この環境ファイルを切り替えることによって、別のデータ群を表示していくことができる。

表示は縦/横表示を切り替えることができる。mab方式MORE連携仕様に対応し、MOREから環境ファイル（.CFG）を指定して起動することも可能だ。

◆その他のスクリーンショット

■ TBLデータの選択場面。このように同じ駅からのものをまとめておくと利用しやすい（縦表示）	■ 時刻を現在時刻からボタンで1時間ずつ移動したところ。対応したデータが表示される	■ TBLデータをエディタで開いたところ（「か　え　で」を使用）。新規にデータを作成することもできる

	最近はケータイが便利になって、時刻表や乗り換え案内を検索できるようになった。しかし、肝心の電車の中では使用できないという不便さがある。有料の時刻表データのアプリをダウンロードしておくという方法もあるが、見やすさという点で言えばケータイはちょっと利用しづらい面もある。その点、PDAであれぱ大きな表示を活かして、データを見ることができる。NextTrain形式は以前ほどの人気はないものの、データを作成する手間を惜しまなければ、まだまだ便利に使用できるだろう。（ピンフ）【作　者】 nakaban　さん【作者のホームページ】 http://hp.vector.co.jp/authors/VA018476/ 【備　考】 NextTrain形式のデータの入手先、変換方法などについては、H.TOYOさんのページに情報がまとめられている。

上で紹介したソフト（およびその関連ソフト）のダウンロードページにジャンプします。ダウンロードページから、FTPまたはHTTPでソフトをダウンロードできます。ダウンロードページには、作者データページへのリンクもあります。MyVectorサービスをご利用いただいている場合には、右側のリンクでソフトウォッチに追加することができます。

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Train Schedule Viewer 1.73　ZAURUS用のNextTrainという時刻表データ形式を用いた,時刻表表示ソフト　(83K)