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Pocket Vector ソフトニュース - 2002.02.20 |
Palmビリヤード 3.0
3種類のゲームが楽しめる、本格派ビリヤードゲーム ■PalmOS ■製品:試用可 (2,880円) |
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Palmと対戦できるビリヤードゲームソフト。ナインボール、エイトボール(BCA/Barルール)、ピラミッドの3種類のゲームが用意されている。1人でのプレイ練習や赤外線通信による2人対戦も可能だ。
「Palmビリヤード」は、スタイラス操作でリアルなポケットビリヤードが楽しめるソフト。プレイできるゲームは、9番を先に落としたほうが勝ちのナインボール、自分の持ち球を落としてから8番を落とせば勝ちのエイトボール、区別のない計16個のボールのうち8個を先に落とせば勝ちのピラミッドの3種類。エイトボールはアメリカビリヤード委員会(BCA)公認ルールと、一般的なローカルルール(Bar)の2種類のルールが選択できる。 ショットは、(1) まず自由に手球を置ける場合はその場所をタップし、位置を決める。(2) キューの向きを移動して方向を定め、手玉を手前(撞く方向と反対)にドラッグする。(3) ドラッグした距離が撞く強さになり、スタイラスを離すとキューで撞く、という方法で行われる。ドラッグ時には撞いたときの球の軌跡が表示されるので、目安にすることができる。 画面右のインジケータからは、撞く位置を調節して手球に回転を加えたり、マッセを打ったりすることもできる。また、球を撞く強弱が表示されるインジケータ部分を直接タップして強さを指定することも可能だ。 各ゲームは、Palmとの対戦のほか、実機を交代しての2人対戦、赤外線での通信対戦、1人での練習プレイができる(先攻後攻の指定も可)。また、非常に細かな設定ができ、Palmの強さ(4段階)、ボールの多ささ(Small/Large)、ポケットの大きさ(Small/Medium/Large)、テーブルの摩擦係数(5段階)などの各種調節、効果音のON/OFFやテーブルの色変更などが行える。 そのほか、過去のプレイ結果などを再生する「Statistics」、Palmのプレイを観賞できる「Demo」などのモードも用意されている。 |
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「プールバー」が流行ったのはずいぶん昔だが、今でも学生街などに行くと、昔ながらのビリヤード場がまだまだ存在している。ビリヤードがいつまでも変わらず人気のあるゲームだという証拠だろう。
あくまでもPalmでのビリヤードなので、ポケットにボールを入れる爽快感は本物と同じとまではいかないが、細かい部分まで再現されており、十分に楽しむことができた。撞く際には軌跡が表示されるので、どのくらいのストロークでどの方向に打てばボールの反射やその後の流れがどうなるかといった基本的な動作を理解することもできるだろう。 Palmの小さい画面ながら画面レイアウトもよく考えられており、しっかりとビリヤードをプレイしている気にさせてくれる。余談だが、ナインボールの際に、ボールの色が違っていて最初戸惑った。元が海外のソフトなので、日本でポビュラーなボールの色とは多少違いがあるかもしれない。 (塩野貴之)
【作 者】 (株)オルジェ 【作者のホームページ】 http://www.oruge.co.jp/ 【備 考】 試用期間中は1ゲームのみのブレイとなる |
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