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Pocket Vector ソフトニュース - 2002.01.30 |
か え で 1.21
タブ入りの文書を表示するテキストビューア&エディタ ■Zaurus ■フリーソフト |
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行頭などをタブで揃えた文書をきれいに表示するテキストビューア。検索機能やショートカットキーを使った編集操作など、エディタとしての機能も充実している。
「か え で」は、通常のテキストビューアでは対応していない「タブ」の表示を可能にするテキストビューア&エディタ。大きいサイズのファイルも開くことができ、PCで作成したテキストファイルなどの内容確認や手直しができる。 起動すると前回開いたファイルが表示され(初回起動時にはReadmeファイルが表示)、ビューアとしての機能となる。【操作メニュー】キーからメニューダイアログを開き、ここから文字の大きさ(3段階)やタブの文字表示(8/4/2)の指定や、開くファイルの選択などが行える。ファイル選択時には、TXT形式のほか、HTML/DOC/LOG形式を絞り込んで開くことが可能だ。 テキストを編集したい場合は、上部のキーボードアイコンをタップしてエディタモードに切り替える。文字の入力はもちろん、切り取り/コピー/ペーストなどの編集も可能だ。また、メニューダイアログの「検索」からテキスト検索も行える。ただし、UNDO機能はない。 キーを利用してさまざまな機能を実行できる点が大きな特徴で、【順送り】【逆送り】でのページ送りや、【文字切替】キーでの「全ひら」「半英数」切り替え、【全/半】キーでの「ひらがな変換」「カタカナ変換」切り替えなどが行える。また、【決定】キーと【A】〜【Z】キーとのコンビネーションで、行頭に移動/改行の挿入/カーソル移動など、20種類以上のさまざまな機能が利用できる。 そのほか、コマンドミニバッファ(検索時に文字列を入力する欄)にコマンドを入れ、指定行番号へのジャンプや指定ファイルの読み込みなどを直接行うことも可能だ。 |
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Readmeなどを含めタブのある文書は多いもの。このソフトを使えは、整理された状態で文書を読むことができる。また大きなファイルも編集可能という点がうれしく、簡単なメモ書きから原稿、更にHTMLファイルの編集まで、どこでも利用できる。
ただ、画面の右側で折り返されてしまうので、大きいフォントではせっかくタブで頭揃えしたテキストが崩れてしまうことがある。欲を言えば、右端で折り返さないモードがあるとうれしいところだ。 私はエディタの評価時にはそのエディタで原稿を書くことにしているのだが(この原稿も「か え で」で書いている)、気付いたのは、エディタ内では【機能】+数字キーで数字が記入できたのに、保存時のファイル名入力欄では、いちいち「数字」ボタンからテンキーボタンで入力しなければいけなくなるという点。私は最初ここで戸惑ってしまったので、老婆心ながら一応触れておく。 (ピンフ)
【作 者】 小笠原 博之 さん 【作者のホームページ】 http://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an004474.html、http://www.hyon.udn.ne.jp/ |
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