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Pocket Vector ソフトニュース - 2002.01.23 |
FIFTY FIFTY 1.00
多人数の複雑な支払いも簡単に算出できる、割り勘専用の計算ツール ■WindowsCE ■フリーソフト |
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さまざまな状況に対応した割り勘計算ソフト。100円単位などの大まかな計算のほか、グループ別に金額に差をつけて算出したり、先に幹事が払った場合の徴収額を出したりといった機能を備えている。
「FIFTY FIFTY」は、面倒な計算を楽にする幹事さん御用達の計算ツールだ。基本的な使い方は、総額と人数を入力してボタンを押せば一人あたりの金額が求まるというもの。この際、区切り金額を自由に設定することが可能で、100円単位、1000円単位の計算ができる。割り切れない場合は多めに徴収して余りが出るように計算するので、集めたお金が足りなくなることはない。 「グループ」を設定して、状況に合わせて細かく金額に格差をつけることができるのが大きな特徴だ。例えば、男性3人、女性3人が出席して男女1人ずつが途中から参加し、総額が46,000円になった飲み会を例にとると、まず、(1) 「入力」ボタンから情報ダイアログを開き、総額46,000円と区切り額を入れる。(2) 「追加」ボタンからグループの設定ダイアログを開き、「男性/3人」、「女性/3人」、「途中参加男/1人」、「途中参加女/1人」と4つのグループを登録する。(3) グループの登録時に金額に差をつけ、順に100%、80%、50%、40%と設定する。これで、計算時にぞれぞれに対応した金額が計算されるという仕組みだ。 また、自分が幹事で、すでに自腹で払いを済ませてしまった場合は、別に「幹事」のグループを作成し、支払った代金を「負担額」に入力する。すると、自分の飲み代以外に払った分を計算し、幹事がいくら返金してもらえばよいかを算出してくれる。複数の人間で先に負担したときも、それぞれグループを作って負担額を入力し、情報ダイアログで「総負担額を入れる」ボタンを押せば、それぞれの場合で自動計算してくれる。 計算結果は、グループ名と人数のほかに、割合/負担額/支払額/差引額が表示される「詳細表示」と、結果部分の支払額/差引額をだけを表示する「簡易表示」があり、切り替えて表示することができる。また、入力したデータを一部変更して、再計算することも簡単に行える。 |
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これからの時期、コンパや歓迎会など、宴会で割り勘になることも多いだろう。暗算が得意な人がいつもいるとは限らないから、幹事さんは酔っぱらった頭で必死に計算しなければいけなくなってしまう。Pocket PCをお持ちなら、インストールしておくと何かと便利だ。飲み会だけでなく、共同購入したものの計算や、スキー旅行でで使ったリフト回数券の清算など、使い道はたくさんある。
要望としては、例えば女性は○○円で残りを男性が割るとか、上司が置いていってくれた残りを分割するとか、割合だけでなく固定額も取り入れて計算してくれるとさらに便利になるだろう。 レビューしていて気が付いたのだが、メニュー部分に、「FIFTY FIFTY」の前に動いていた(下になった)プログラムが残って表示されてしまうようだ。うっかりその部分をタップしてしまうと、画面が切り替わってしまうので注意が必要である。 (ピンフ)
【作 者】 MATSOFTさん 【作者のホームページ】 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/6014/ |
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