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Pocket Vector ソフトニュース - 2001.10.03 |
CharPicChar 1.0
描いた画像をテキストデータに変換して保存できるドローツール ■PalmOS ■フリーソフト |
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スタイラスでの手描きイラストやメモをテキスト形式に変換し、メモ帳に保存できるソフト。描画のためのツールが豊富に用意され、とても簡便に操作できるのが特徴だ。
「CharPicChar」は、手書きの画像データをメモ帳に保存しておくことができるソフト。ちょっとしたメモや地図などを記しておきたいときにとても便利だ。1KBまで(画面上部に目盛りと%で表示)の画像データをテキストに変換して保存することができる。 描画に使用するツールは極細ペンから範囲の広いスプレーまで5種類があり、スタイラスで簡単に描くことができる。塗り色となるパターンはベタからアミ点まで5段階の濃度が選択が可能だ。また、描画ツールのアイコンを再度タップすると直線を引くモードとなり、手で描いた線が直線となって再描画されるようになる。さらに、グリッドをONにすれば、手で垂直線や水平線を引くことも可能だ。描画に失敗したときはUNDOでやりなおすこともできる。 画像データはテキスト変換されてクリップボードに送られるので、メモ帳を呼び出して貼り付けて保存すればよい。メモ帳のタイトルには描いた日付が記録される。逆に保存データを読み込む場合は、テキストをクリップボードにコピーしてからCharPicCharを起動し、「読み出しアイコン」で画像を開くことができる。他のCharPicCharユーザと、赤外線通信で画像データをやり取りすることも可能だ。 画面はシンプルかつ機能的にまとめられており、とても使いやすく設計されている。画面下にはメモ帳や住所録などへのショートカットアイコンも備えている。 |
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さっとメモがとれて、それを保存できるというだけでもとても便利なソフトだが、加えて描画のためのツールが充実している。グリッド機能を利用すれば、きちんとした地図を描くことも可能だ。テキスト1KB分の容量は意外と余裕があり、簡単な絵ならほぼ問題なく描くことができるだろう。
また、「CharPicCharの起動中は、メモ帳などのハードキーがデフォルトの設定に戻る」という機能がある。これを利用して、「メモボタン」をCharPicCharの起動に設定すると便利に使うことができる。つまり、(1) 「メモ帳」を一度押してCharPicCharの起動、(2) もう一度押して「メモ帳」の起動、というように操作できるわけだ。こうすると、テキストの保存などの際にとても楽だ。 あえて難点を言えば、消しゴムツールがぜひとも欲しいところだ。もっとも、UNDOがしっかりしているので、修正せずにやりなおせばよく、それほど不自由はしないと思う。 (塩野貴之)
【作 者】 Seko@ぱむ さん |
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