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Pocket Vector ソフトニュース - 2001.09.12 |
ちびスケ!for PocketPC 1.5
作図支援機能が豊富なモバイル専用ペイントツール ■WindowsCE ■シェアウェア(1,500円) |
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スタイラスを使っていつでもどこでも作図が可能な、Pocket PC用のペイントツール。描画ツールやカラーパレット、スタンプ機能などが充実しているので、その場でサッとメモを取る感覚で作図できるのが特徴だ。
フリーハンド系のペイントツールの場合、Pocket PCのようなモバイルデバイスでの利用を考えると、いかに簡単に、かつきれいに入力できるかが問題となってくる。「ちびスケ」の場合、「パーツを配置していくタイプ」に近いので、電車の中などでも、ストレスなく利用することができる。 ソフトを起動すると、画面中央に作図を行うキャンバスが表示され、画面下に各種ツールアイコンとメニューが表示される。ツールアイコン部分の上段には、作図のための基礎ツールが配置されており、左から フリーハンド/直線/四角/円/角なし四角/塗りつぶし四角/塗りつぶし円/塗りつぶし角なし四角/テキスト/アイコン となっている。基本的にはツールを選択したあと、スタイラスを使ってキャンバスにパーツを配置していくイメージとなる。特にテキストやアイコンは、位置を決めてから素材を決定するのではなく、あらかじめ素材を決定した後に、位置だけを指定していく方式なので、どちらかというとスタンプ的な使い方ができる。 ツールアイコン部分の下段には、メニューや補助的なツールが配置されている。ファイルや編集のメニューのほかに、重要なツールとして、ペン指定とパレット指定がある。ペン指定は、ペン先の種類や塗りつぶしのパターンなどを選択する機能。またパレット指定では、カラーパレットから簡単に色指定できる機能のほかに、RGB値を指定して任意の色を設定する機能も備えている。 作成した画像は、BMPファイルとして保存できるし、パソコンなどで作成したBMPファイルを読み込むこともできる。ただし、「ちびスケ」で作成する画像のサイズは、240×244(ピクセル)なので、それ以外のサイズのBMPファイルを読み込むと、拡大/縮小処理されるので、注意が必要だ。 |
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実際にPocket PCユーザのどれくらいの方がPocket PCで絵を描くのか分からないが、私の場合はスケッチブックというよりメモ帳として使用することに利便性を感じた。Pocket PCには標準で手書きメモが用意されているが、はるかにこちらのソフトの方が操作しやすいと感じた。さらに、このソフトにはスタンプ機能があるので、いろいろなメモに対応できる。
240×244サイズ以外のBMPファイルの表示確認を行ったところ、大きなサイズの画像を読み込むと縮小され、小さなサイズの場合は拡大されて表示された。それを新規に「名前を付けて保存」を選ぶと画面サイズで保存してくれる。色数の変更とともに上手く使うと、画像の簡易コンバータにも使えそうだ。 なお、作者のホームページではVersion1.60が公開されている。新しいバージョンではBMPファイルのほかにJPEGファイルも対応している。 (ピンフ)
【作 者】 GonnaSoftware さん 【作者のホームページ】 http://www.cyber-net.co.jp/Gona/index.html |
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