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Pocket Vector ソフトニュース - 2001.08.08
PowerRUN PowerRUN 1.0
メモリカード内のアプリを簡単に呼び出せるランチャ
PalmOS シェアウェア(1,800円)
メモリカードに移動したアプリケーションを、ホーム画面から直接呼び出すことができるランチャ。本体メモリ内のアプリと同じような感覚で、素早く起動できるのが特徴だ。


メイン画面
■ メモリカードへ移したアプリをホーム画面から直接起動。移動したアプリはショートカットアイコンとして表示される

「PowerRUN」は、アプリをカードメモリに移動し、そこから直接起動できるようにするソフト。PowerRUNを利用してカードに移動したアプリであれば、ホーム画面からアイコンを選択して呼び出すことが可能だ。カードはそれぞれ名前を付けて管理されるので、複数のカードを使用することもできる。

アプリのカードへの移動は簡単で、PowerRUNを起動後、「本体」のアプリケーションリストから移動したいアプリを選択して「移動」をタップするだけでよい。逆に「カード」のリストから本体への移動も簡単に行える。また、通常の移動以外に「ソフト本体のみの移動(データは本体のまま)」も可能で、この場合はさらに早く呼び出すことが可能だ。「本体」「カード」のリストでは、アプリの容量やカードに移動した場合にかかる起動時間が表示され、選択の目安とすることができる。

カードへ移動したアプリは、ホーム画面にショートカットアイコン(マークや*印が付く)として表示され、そこから直接起動できる。カテゴリーを編集して、カード内のアイコンのみを集めて表示することも可能だ。アイコンが増えすぎるのを避けたい人は、ショーカットアイコンを非表示に設定して、起動はPowerRUNの「カード」のリストから行う、ということもできる。

ただし、Hack系のアプリの移動には対応していない。また、カードに移動したアプリについては、Hotsync時にバックアップされない、実行中以外は検索の対象にならない、そのアプリのアラーム機能が動作しないなど多少の影響があるので、アプリの特徴を考慮して移動したほうがよい。
◆その他のスクリーンショット

スクリーンショット

スクリーンショット
■ カードに名前をつけることによって、複数のカードが管理できる
■ 一覧では、容量やメモリカードに移動した場合の起動時間が表示されるので便利だ
reviewer's EYE フリーソフト/シェアウェアを問わず、膨大なソフト数を誇るのがPalmの大きな特徴。中には、多くのソフトを一元的に管理したい、というユーザも少なくないはずだ。このソフトはそのようなユーザに大いに役立つだろう。

頻繁にデータが変更されるアプリでも問題なく移動して使用できるので、ほとんど本体メモリと同じ感覚で使用でき、とても便利だ。操作性もわかりやすく、ユーザの使い方次第でその用途はとても広がると思われる。
(塩野貴之)

【作 者】 山田 達司 さん
【作者のホームページ】 http://www.simple-palm.com/
【補 足】 未登録の場合、30日間試用できる
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シェアウェアプロレジ・シェアレジ(2,052円(税込))
PowerRUN 1.0 メモリーカード上にあるアプリケーションを通常のアプリケーションと同じ感覚で起動できる (91K)



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